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(株)商船三井【9104】の掲示板 2021/12/24〜2022/01/01

スポットレートはなおも上がり続けている。

20年末に2600ポイント台だったSCFI(上海航運取引所が算出する中国発コンテナ運賃のスポット指数)の総合指数は、史上初の5000ポイントに肉薄(12月24日時点で4956ポイント)。年初来では1.9倍となり、海運株が急落した9月末比でも7%超上昇。

各社の3回目の今期収益計画の上方修正が視野に入る勢いだ。

 コンテナ運賃の転換点は当初考えられていた中国の国慶節(10月)が過ぎ、海運業界では「それなら次の夏ごろ」「いや、22年いっぱいはタイトな需給は変わらない」と強弱観が対立している。直近では米西海岸のコンテナ船の滞留が緩和し始めたという観測も出ているが、一方で経済再開に伴う海上輸送は増えていく公算で、オミクロン株の動向も気になるところ。

また、今後決まる年間の運賃契約のベースになるのは、現在の高いスポットレートだ。

 大幅に上方修正された今期予想PERは、3社とも2倍程度と極めて低く、同様に上積みされた配当の利回りは郵船、商船三井が9%台に上る。来期の利益が急反落する想定が割安感を抑制している格好だが、

「もしかすると来期も高水準の1株利益が維持されるのではないか」という見方が、徐々に広がっている。

(株)商船三井【9104】 スポットレートはなおも上がり続けている。  20年末に2600ポイント台だったSCFI(上海航運取引所が算出する中国発コンテナ運賃のスポット指数)の総合指数は、史上初の5000ポイントに肉薄(12月24日時点で4956ポイント)。年初来では1.9倍となり、海運株が急落した9月末比でも7%超上昇。  各社の3回目の今期収益計画の上方修正が視野に入る勢いだ。   コンテナ運賃の転換点は当初考えられていた中国の国慶節(10月)が過ぎ、海運業界では「それなら次の夏ごろ」「いや、22年いっぱいはタイトな需給は変わらない」と強弱観が対立している。直近では米西海岸のコンテナ船の滞留が緩和し始めたという観測も出ているが、一方で経済再開に伴う海上輸送は増えていく公算で、オミクロン株の動向も気になるところ。  また、今後決まる年間の運賃契約のベースになるのは、現在の高いスポットレートだ。   大幅に上方修正された今期予想PERは、3社とも2倍程度と極めて低く、同様に上積みされた配当の利回りは郵船、商船三井が9%台に上る。来期の利益が急反落する想定が割安感を抑制している格好だが、  「もしかすると来期も高水準の1株利益が維持されるのではないか」という見方が、徐々に広がっている。