ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

(株)商船三井【9104】の掲示板 2021/02/25〜2021/03/24

モーリシャス沖で座礁して重油を流出させた日本の貨物船に対しモーリシャス政府は、船主の長鋪(ながしき)汽船(岡山県)や同社が契約する保険組合に賠償を請求する方針だ。なぜ、船を運航していた海運大手の商船三井ではないのか。背景には、海運会社がコストやリスクを抑える中で、国内船主と長年にわたり築いてきた商習慣がある。こんな事有りましたね。

さて、昨日これと同じような契約条件で運航していたのかスエズ運河で座礁運河を通行不能にした台湾エバーグリーン社が運航していた超大型コンテナ船(20000TEU)です。運航は、エバーグリン社であったが実質の船主は、日本の今治造船傘下の正栄汽船でした。賠償問題が気になりますね。船主は、正栄汽船で用船し運航していたのがエバーグリーンとなるからです。また日本かとなるような気がします。

ONEも、正栄汽船と世界最大級となる2万4000TEU超の超大型コンテナ船6隻を15年間の長期傭船契約を正栄汽船と基本合意した。6隻は、今治造船とジャパン マリンユナイテッド(JMU)のコンソーシアムが建造し、2023~2024年にかけて竣工を予定している。

この正栄汽船は、長鋪(ながしき)汽船(岡山県)とは異なり、実質日本最大の造船所である今治造船が持っているストックボートを扱う会社です。つまり、造船所に仕事が無いときも今治造船Grに新造船を発注し、販売出来るまで自主運航する会社で商社のような役割をしています。三菱商事や三井物産も同じような船舶会社を持っています。