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アイフル(株)【8515】の掲示板 2019/11/02〜2019/11/14

(ご参考:決算短信から発見できる事、誤った説明)

ノンバンクの場合は、東証の日本基準の説明の1頁にされている数字の前が大切である。

四半期連結貸借対照表からの営業貸付金 

前期末3月から9月までで  約260億円増加している。(1期6月99億円増、2期161億円増、Ⅰ期比約62%増大)

同社で説明されている「営業アセットの増加などにより貸倒引当金繰入額4,828百万円となり6月比30%増加となった。」

◎一部のネット上の資料では、今期の3か月の発表で営業力が低下と誤った表示があったが、前期比から62%も営業貸付金が増加しているので、逆に営業力が大幅に増加となる。

◎営業力の低下と誤った理由は、貸倒引当金繰入額4,828百万円が2期であり前期は無いので差が出たからである。大手のノンバンクは、親銀行で借入金を調達しているので一般的に決算時に貸倒引当金繰入額の操作を行っている。
アイフルは、他社金融機関から借り入るので、営業力が順調で営業貸付金が急増する場合は、金融機関の借入を増加する必要が生じる。
アイフルが、期中に貸倒引当金繰入額を行った場合、その期に経常利益等が低下するが全て通期間で調整している。今期の通期については、順調な増益内容となっている。

注:今回のように、貸倒引当金繰入額が理由でありながら、「直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比50.3%減の18億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の11.5%→5.3%に急低下した。」KTニュース
ネットのそこそこ有名なサイトが、この誤った説明をすると、通常の人は一般的には営業力が急減したように勘違いし、悪意の人がネットに拡散し、大きな問題となった。
アイフルの事実は、今期も好調で前期比から62%も営業貸付金が増加している。