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(株)みずほフィナンシャルグループ【8411】の掲示板 2023/09/19〜2023/09/22

まじめな話をしよう。

 今後、金利は上昇する可能性が高いのでみずほの株価もさらに上がると予想している。

 なぜか

 それにはなぜ、歴代政権が低金利⇒円安⇒物価高に固執していたのかを考えればいい。

 低金利に固執している理由と思われるのは
・地方債まで含めたら1200兆円に達する国債発行残高。
 例えば、1%利率が上昇すると12兆円の利払いが増加する。2023年度の国家予算は114兆円なので一割以上が吹っ飛ぶ計算になる。これは絶対避けなければいけない

/もちろん既発行の国債は市中金利上昇の影響は受けないが
/毎年借り換えを行っているので徐々にその影響を受ける。
/国債発行額の半分は日銀が引き受けているので実効の利払いは半分とみるのが正しい

 物価上昇の放置。現在、物価上昇率は安定していて3.3%程度であるが、これは政府にとってはこの割合で国債という借金が目減りするという事を意味する。1200兆円の3.3%は40兆円に達する。
 つまり、何にもしなくても物価上昇率が3.3%あれば国の借金が、毎年国家予算の1/3以上勝手に減って行ってくれていると同等なのである。

 もちろん、これは金利の安い時に発行した国債にのみ当てはまることで、借り換えのための新規発行国債は高い金利が付いた場合該当しなくなる。

 そこででてくるのが、岸田政権のもう一つの不人気政策、各種税制の優遇措置の廃止による税収の確保だ。
 そんなことをしなくても、輸出増とインバウンド復活で税収自体は増えるだろうにさらにかき集めようとしている。

 その目的は、国債の借り換え額を極力抑えようとしているのだと考える。
それが出来た時点で、YCCを緩め、金利の上昇を許して、円安是正に動くのだろう。

 問題はいつかという事だが、マーケットの最近の連続している暴騰は織り込み始めているのかもしれない。