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(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2024/04/28〜2024/04/30

パウエルFRB議長、「より高くより長く」路線維持へ-今週のマクロ  2024年4月28日

・米国の雇用統計は労働市場の堅調示す見込み
・ユーロ圏はインフレと成長データ発表

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は5月1日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定後に記者会見する。米当局が利下げに踏み切るまでの期間を見極めるため、議長の発言に注目が集まる。
同議長は前回発言した際には、インフレ低下にまだ進展がないこと、労働市場の力強さが持続していることを指摘し、高金利を従来の予想よりも長く維持する可能性が高いことを示唆した。
最新のデータはコアインフレの根強さを浮き彫りにし、5月3日発表の雇用統計が労働市場の堅調を示すとの予想と相まって、議長が態度を変えることはなさそうだ。
パウエル議長の決意揺らぐ恐れも、物価統計は高金利の長期化説を補強
FOMC会合では借り入れコストが20年余りで最高の水準に据え置かれるとの見方が強い。利下げ開始時期の予想は後ずれし、投資家は2024年に最大でも2回の利下げしか見込んでいない。
今週を締めくくるのは4月の雇用統計で、米労働市場の現状があらためて確認されることになる。エコノミストは、非農業部門雇用者数の伸びは緩やかになるものの依然として力強いペースを維持し、失業率は横ばいと予想している。