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光村印刷(株)【7916】の掲示板 2018/08/01〜

銀行業者は、すべからく丁寧で遅滞なきことが大切である。常に志は高く、腰は低くなければならない。そしてこんな言葉を遺している。
[日に新たなり、日々新たにして又日に新たなり]
つまり[人間としてのモラルを忘れるな] [相手の立場を考えて商いを行う] ということにもつながっている。
渋沢はこのような道徳的に優れた人柄だっただけに、生涯をかけて実践した人間として強調して唱えた言葉といえよう。
[公に奉ずる事を疎外にすべからず]
[人に接するは必ず敬意を主とすべし]
[冨貴に驕るべからず。貧賤を患うべからず。唯々知識を磨き徳行を修めて真誠の幸福を期すべし]
[投機の業または道徳上賤しむべき務に従事すべからず]
[慈善は人の貴むべき所のものなり]
金の総元締めが銀行であるだけに、渋沢はその業務に携わる人間はとりわけ厳しく自己を倫理的に律しなければならないと考えた。
はたして今なお辞任するどころか相談役に退かず今なお会長として鎮座し続けている天下りの元バンカーは先代の築きあげてきたレガシーを単なる個人的所有物、あるいは資産として独占しているにすぎないのではないか。あまたのステークホルダーの関係者に十二分に配慮しているだろうか?そこには真の文化の香りはみじんもない。