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南海プライウッド(株)【7887】の掲示板 〜2015/04/28

>>872

以下、四季報(2014年3月14日更新)より。

【株主】[単]586名<13.9> 万株
株主名
持株数・持株比率(%)

南海興産 294(29.1)
(財)南海育英会 155(15.3)
百十四銀行 46 (4.6)
自社(自己株口) 41 (4.0)
丸山修 30 (2.9)
小林茂 26 (2.6)
エスアイエックス・エスアイエス 26 (2.6)
愛媛銀行 24 (2.4)
自社従業員持株会 13 (1.3)
百十四ディーシーカード 12 (1.2)

<外国> 5.3% <浮動株> 27.8%
<投信> 0.1% <特定株> 67.6%

上場しつつも、ファミリー企業やオーナー一族の方たちで、がっちり発行株数の大部分を抑えているので、この掲示板で我々少数株主がいろいろ書いた所で、状況は変わりそうにない気配ですね。2015年3月期の前年比大幅利益減予想の(悪い)サプライズ発表後、諦めて損切りせざるを得なくなったホルダーも大勢発生し続けている気配ですが・・・

日本って、ヨーロッパで言うところの「ノブレスオブリージュ」みたいなものの範囲・視野が狭過ぎるんじゃないかと思います。

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ノブレスオブリージュ(Wikipediaより引用)
「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、日本語では「位高ければ徳高きを要す」などと訳される。一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。
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南海プライウッドさんの第二位株主が「南海育英会」さんである事が象徴しているように思います。(155万株、15.3%、時価416円換算で6億5千万円の資産規模)
公益財団法人 南海育英会さんのHP
http://www.nankai.or.jp/

「上場企業の責任」を考えた時、株価と社会的責任のバランスをどう取るべきなのか。

「香川県下の青少年のうち、向学心旺盛、品行方正な者で、将来有望でありながら、経済的理由により、修学困難な者に対し奨学金支援を行い、我国社会の発展に貢献する有用な人材を、育成することを目的としています。」(同南海育英会さんの設立趣旨より)

香川県の発展を応援されるのは素晴らしい事だと思いますが、であるなら、株価がもっと市場で評価されるよう、オーナー経営者の方達がやるべき事をやり、株価が上昇し、その利益発生にともない税金・地方税も納め、さらに残りのお金を使って、香川県の育英会への援助もなさる、それが本来の姿じゃないんでしょうか?

上場企業なのに、株価が低迷している状況を放置してはいるものの、社会的責任を果たすために育英会が上位株主のまま・・・

なんか、順番がおかしい、或いは、『言い訳』みたいに社会的責任が使われているような気がするのは、私の気のせいでしょうか?