(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 2021/11/23〜2021/11/26

>>1129

何しろ 「RP に対する PuraStat の適用により毛細血管が消失した」という事実だけがあって、その作用機序がまだ不明である以上、IBD への効果のほどは私もわかりません。

何しろ、社長の口から「リモデリング」という言葉が初めて出てきたときには、私の知識ではリモデリングはネガティブな事象を表すものでしたので、極めて混乱したぐらいです。

これについては、来期に始まる予定の浦岡先生の研究結果に期待しています。

ただ、止血や潰瘍の症状の改善などであれば、RPに対する効果が証明されれば、IBDに対しても期待できるのではないでしょうか。原因が違うとはいえ、症状が根本から違うわけではありませんので。もちろん、根治となれば話は別になりますが。

潰瘍性大腸炎のライバルとして、抗炎症剤ではなく、治癒を狙って開発されている製品はたくさんあると思いますが。ClinicalTrials .gov で IBD をキーワード検索すると、呆れるぐらいにヒットしますので。（笑）

ただ、それだけ研究開発が行われていても、まだ十分な効果があると言える医薬品が登場していないのが現状ですので、それだけ難しい病気なのだと思います。これに一定の効果を持つことが証明されるだけでも、大きな意味を持つと期待しています。