キヤノン(株)【7751】の掲示板 2017/06/27〜2017/07/06
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>>512
、「有機ELコスト半減⇒印刷方式の新素材」が載る。
住友化学は50型以上大型有機ELパネルの製造コストを大幅に下げる技術に目処をつけた。
印刷技術を適用して発光素子形成精度を高めた新素材を開発した。現状パネルの生産コストの半減を目指す。
2019年から量産し国内韓国の有機ELテレビのパネル大手に売り込み、価格低下普及に弾みがつく。
有機ELは赤緑青の3色の発光素子を使う。3色素子に電圧かけて光らせ3色を組合せて映像表示する。
現在の製造法は有機EL表面を真空高温にして発光素材を気化蒸着させて発光素子をつくる。
出光興産・独メルクが素材を手掛け、高価設備と材料歩留まり悪くコストが高い。
住化の開発素材は、印刷による発光素子形成向け高分子材料だ。
発光材をインクジェット如く吹き付け素子形成する。
印刷方式は真空蒸着方式より工程少なく安価な半面、大型パネルに均一化材料塗布が難しかった。
住化新素材は、塗布ムラ出来にくく、新素材専用設備も開発した。開発は海外大手やジャパンディスブレイ関係会社JOLED(SONY+パナソニック)と協力した。今秋21.6型医療用ディスプレイ発売予定。
テレビ有機ELパネルは韓国LG+出光興産&メルクが量産し家電に販売始めた。しかし55型大型テレビは液晶の約2倍と高い。
住化は大型テレビ他液晶分野の有機EL化注力し2020年売上比率5割を狙う。現在有機EL素材は
iPhone採用で普及期に入るが、韓国勢先行で日本は影が薄い。
2017年アップルがスマホに採用しサムソン電子から供給を受ける。今秋のiPhone搭載が予定され独占生産し、年間3億台以上供給能力持ち設備投資を継続する。
テレビのLG、スマホのサムソンと韓国勢先行に、追って中国勢の京東方科技集団・天馬微電子・和輝光電が政府補助金で量産投資を急ぎ相次ぎパネル工場を建設する。
長く継続した液晶に換わり有機EL主流の時代に今将に移り変わろうとする。
液晶テレビがブラウン管テレビを徐々にしかしあっという間に駆逐した。液晶よりもっと軽く割れない有機ELテレビが、液晶テレビを駆逐する日程が現実になってきた。日本の景気の盛衰担う次世代家電を注目しよう。
uzi***** 2017年7月1日 11:58
自分のもっている真空系の会社が、
パッとしないかと思っていたら
住友化学が有機EL関係で、今までより
低コストで作れそうな技術を、
発表したらしいです。
キヤノンも少なからず影響が出るのかな。