タカタ(株)【7312】の掲示板 2017/07/14

タカタ株、ストップ高水準、短期利ざや狙い投機マネー
日本経済新聞　朝刊

１３日の東京市場で民事再生手続き中のタカタの株価が前日比４０％（３０円）高の１０５円と、連日で制限値幅の上限（ストップ高水準）をつけた。終値も１０５円で、１００円台を回復するのは１２営業日ぶり。２７日の上場廃止を前に、主に国内の個人投資家が短期の利ざやを狙ってマネーゲームを繰り広げている。
　１月に一時１２００円を超えていたタカタ株は６月に経営破綻の見込みが伝わって以降、下落が続き、７日には上場来安値の１５円をつけた。上場廃止を約２週間後に控え短期の反発を見こんだ投機マネーが殺到。１３日まで５営業日続伸し、この間で約６倍になった。
　２７日の上場廃止日を迎えると株式市場で売買できなくなるため、最終的には株価は１円に収束する可能性が高い。市場では「ひとたび売り注文が多くなれば、一気に株価が下がる可能性がある」（松井証券の窪田朋一郎氏）との声があった。