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三菱重工業(株)【7011】の掲示板 2024/04/21〜2024/04/23

2024年4月22日、イスラエルが自国領土を空爆したイランに対して大規模な報復攻撃を計画したが、拡大を懸念した米国など同盟国の圧力でこれを縮小したと米紙ニューヨークタイムズ(NYT)が報じた。

ニューヨークタイムズは22日、イスラエルの高位当局者3人を引用し、19日未明に行ったイスラエルのイラン本土攻撃が当初の計画より減ったと報じた。匿名を求めたこれらの当局者は、イスラエル指導部は当初、イランの首都テヘラン付近を含め、イラン全域で軍事目標の複数箇所を攻撃する案を議論したと伝えた。バイデン米大統領をはじめ、英国、フランス外相はネタニヤフ首相に拡大戦を避けるよう圧力をかけた。 結局、ネタニヤフ首相はイランの体面を削りすぎず、拡大戦の可能性を下げると同時に、イスラエルの軍事力がいかに精巧にイランの防空システムを破壊できるかを示す対応策を選択。また、イスラエルがイランに発射したミサイルのうち1発はイランの核施設がある中部ナタンズ付近の対空システムに命中したが、もう1発は空中で意図的に自爆させたと当局者は伝えた。 最初のミサイルが目標物打撃に成功したため、被害を過度に拡大させないための決定だということだ。

このようなイスラエルの攻撃方式は、イランに十分な警告信号でありながら、同時に同様のレベルの反撃に出なければならない余地を残すためのものだと当局者らは説明した。