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ウシオ電機(株)【6925】の掲示板 2020/12/24〜2020/12/30

病院、学校の天井に設置…「遠紫外線」は新たな日常となるか
「遠紫外線」の効果と安全性については、コロンビア大学放射線研究センターも実証研究に取り組んでいる。デービッド・ブレナー所長によると、「遠紫外線」は元々、インフルエンザウイルスなどを除去する効果があり開発が進められてきたが、新型コロナウイルスも不活性化させることがわかったとしている。また、ネズミを使った実験では、45週間にわたって遠紫外線を照射しても異常は一切現れていないことから、「新型コロナウイルスとの戦いにおいて、強力な武器になる」と期待を寄せる。

スカイプインタビューに応じるコロンビア大学放射線研究センター デービッド・ブレナー所長
ブレナー所長が、最も効果的な使い方とするのは、建物の入り口だけではなく、室内そのものを継続的に遠紫外線で照射する方法だ。入り口で一時的に照射しても、陰に隠れた部分には紫外線が行き届かない。しかし、室内そのものを継続的に照射すれば、身体の表面だけでなく、人のくしゃみや咳に伴って空気中を漂うウイルスも除去できると考えられるからだ。
そのため、遠紫外線を用いた照明器具「紫外線ランプ」を病院、介護施設、学校、バスや地下鉄などの公共交通機関の天井に設置すべきだと指摘する。店舗や映画館、ジムなど人が密集する場所でも効果が高いという。現在は、企業が生産体制の構築を進めていて「2020年末から2021年初めには製品化が可能」との見通しを示している。