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ぷらっとホーム(株)【6836】の掲示板 2024/02/01〜2024/02/19

「日本酒輸出増実証プロジェクト」への参画で株価高騰
2017年には7000円をしたこともあるぷらっとホームの株価ですが、2022年7月に561円まで落ち込み、その後は500円台を推移していました。
ところが、2023年5月の後半から株価が徐々に上がりはじめ、6月22日の「上場維持基準への適合に向けた計画」発表前後には1000円を突破。
7月22日に、国内地域産日本酒の輸出拡大を図るための「Web3技術を活用した日本酒輸出増実証プロジェクト」の6社のうち1社として参画することが発表されると、株価は急上昇。7月25日には1370円の年初来高値をつけています。

このプロジェクトは近年世界的な需要が高まりつつある「地域産日本酒」の輸出に適した「新しい輸出物流のモデル構築」を行うもの。これが成功すれば、IoTデータ伝送・ブロックチェーン基盤の構築において、ぷらっとホームの存在感が増すことになり、業績の改善につながる期待が高まっています。(こたつ経営研究所)
https://www.j-cast.com/kaisha/2023/07/27465869.html?p=all

 ぷらっとホームの売上高はここ数期11~12億円台で推移していましたが、2023年3月期に10億円を割り込みました。それよりも目を引くのが、常態化している赤字の状況です。
直近5期間で黒字化した期はなく、さかのぼると2000年7月に東証マザーズに上場した初年度の2001年3月期に、1.4億円の当期純利益を上げたのが唯一の実績となっています。
2023年3月期も、期首時点では売上高13.2億円、当期純利益0.16億円という予測を発表していましたが、11月に下方修正を行い、22期連続で最終赤字となっています。
2023年3月末時点でスタンダード市場の上場維持基準のうち「流通株式時価総額」が基準に適合していなかったため、6月22日に「上場維持基準への適合に向けた計画」を発表しました。
このなかで会社は、基準を充たしていない要因は「株価の水準が低いこと」という認識を明かしています。

そして2026年3月末までに、基幹事業であるIoT事業により会社業績の経常黒字化を実現するとともに、「IoTをコア技術としたWeb3領域への参入」など新規領域への参入による事業の拡大を実現するとしています。