池上通信機(株)【6771】の掲示板 2020/12/23〜2023/03/08

2023年2月16日
中外医薬生産株式会社様の新工場
みどりが丘第二工場へ錠剤検査装置TIE-9000を納入
検査精度と運用性、これまでの安定性を高く評価

 池上通信機株式会社は、中外医薬生産株式会社（以下、中外医薬生産）様へ、錠剤検査装置「TIE-9000」を納入いたしました。2023年秋より、新工場のみどりが丘第二工場にて稼働開始予定です。

 中外医薬生産様は三重県伊賀市に本社をかまえ、医薬品製造で100年以上の歴史を持つ医薬品メーカーです。OTC*医薬品の研究開発から製造、販売まで一貫して行われています。また、各種医薬品の受託生産も行われています。このたび、固形製剤の生産力拡大を図るため、2023年春に竣工されるみどりが丘第二工場向けに、錠剤検査装置「TIE-9000」が採用されました。

 錠剤検査装置「TIE-9000」は、錠剤の表裏側面の高精度な検査が可能なことに加え、部品点数を減らすことにより、検査する錠剤を切り替える際に、医薬品の混在を防止するために必要な清掃が容易に行えるようになり、多品種生産工程に最適な検査装置として高くご評価いただきました。また、本社ゆめぽりす工場でも同機種の検査装置をご使用いただいており、その操作性とメンテナンス性を以前から高くご評価いただいています。これまで長期間にわたり安定稼働している信頼性と当社の保守体制への安心感も今回の採用のポイントとなりました。

 安全性が重視される医薬品製造において、当社の錠剤検査装置が多品種生産工程での検査要求を満たし、錠剤の品質向上を支える一端を担うことができたと考えています。池上通信機は、これまでに培った製薬業界でのノウハウを生かして、お客様が求める製品と長期間にわたり安心して運用いただける保守サポートを提供し、医薬品の安定供給に貢献してまいります。