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(株)大泉製作所【6618】の掲示板 2018/04/11〜2018/08/14

【2/3】(承前)
個人株主の一人が、若手を中心とした「10年長期経営計画」の策定を提案していましたが、その通りです。彼は、その長期計画の中に「社員の処遇」(目標、社員年収業界No.1)を盛り込んで欲しいとも要望していました。具体的には、SEMITECや芝浦電子を越えて欲しい、「会社栄えて社員沈む」では、その先の成長が期待できないので――とか。その通りと思います。
「10年長計」となると、自社の経営理念や企業としてのコア・コンピタンス(中核競争力)の確認や見直しから始めなければなりませんが、業績が上向いてきた今こそ必要な施策と思われます。その意味で、なかなか筋のよい提案でした。将来的には、自動車やエアコン以外の市場も視野に入れておく必要があるでしょう。早めに準備しておくに強くはないです。私もアイデアはいくつか持っていますが、ここでは割愛します。
また彼(株主)は、「8円の配当は、この半年の株価の大幅な下落の埋め合わせには全くならない。株主としては、微額の配当より、これ(総額6,700万円)を原資に会社の業務改善を行い、業績を上げ、株価を上げてくれることの方が嬉しい」とも言っていました。まあ配当は「業績改善の見える化」で、社外にアピールすることでもあるので、株価アップに繋がります。そう杓子定規にはならず、頂けるのであれば、ありがたく頂いておけばよいのではないでしょうか。
後藤社長は「大泉製作所は伸び代のある会社である」と強調していました。第三者的にみて同感ですが、それにしては、会社の自己算定評価が低いように感じています。『会社四季報』夏号(紙版)で「会社比強気」の評価が付けられていますが、大泉Watcherとしては、これに強く同意します。もっと自信を持っていただきたいです。(続く)