ニデックは2024年6月にもX in 1の電動アクスルを中国市場に投入する計画である。これは同社における第2世代品。ルネサスと開発で協業するのは第3世代品だが、「いい技術を開発できれば第2世代品にも活用していきたい」（大村氏）とする。
4つの利点と課題
X in 1は3 in 1より部品を集約することで、（1）全体最適による高効率化、（2）軽量化や体積削減、（3）高電圧用ケーブルや冷却ケーブルの削減、（4）半導体の数／コストや電子制御ユニット（ECU）間のハーネス削減――などが期待できる。
両社は2023年末までに、SiC（炭化ケイ素）を採用した第1弾の概念実証（PoC：Proof of Concept）機を開発する。2024年には第2弾のPoCを実施する。OBCやDC-DCコンバーターなどにおいて第1弾で採用していたSiCをGaN（窒化ガリウム）に置き換えることで、さらなる小型化と低コスト化を図るという。
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ニデックは2024年6月にもX in 1の電動アクスルを中国市場に投入する計画である。これは同社における第2世代品。ルネサスと開発で協業するのは第3世代品だが、「いい技術を開発できれば第2世代品にも活用していきたい」（大村氏）とする。
4つの利点と課題
X in 1は3 in 1より部品を集約することで、（1）全体最適による高効率化、（2）軽量化や体積削減、（3）高電圧用ケーブルや冷却ケーブルの削減、（4）半導体の数／コストや電子制御ユニット（ECU）間のハーネス削減――などが期待できる。
両社は2023年末までに、SiC（炭化ケイ素）を採用した第1弾の概念実証（PoC：Proof of Concept）機を開発する。2024年には第2弾のPoCを実施する。OBCやDC-DCコンバーターなどにおいて第1弾で採用していたSiCをGaN（窒化ガリウム）に置き換えることで、さらなる小型化と低コスト化を図るという。