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ニデック(株)【6594】の掲示板 2023/08/03〜2023/08/17

北米トヨタ自動車セクハラ訴訟事件(ほくべいトヨタじどうしゃセクハラそしょうじけん)は、2006年(平成18年)、北米トヨタ自動車で社長アシスタントを務めていた日本人女性(42歳)が、前年に同社社長(当時)からセクシャルハラスメント(セクハラ)を受けたとして、同社や同社長などを相手取って総額1億9,000万ドルの損害賠償請求訴訟を提起した事件である。

例の北米トヨタの215億円セクハラ訴訟は8月上旬に和解で決着していた。

訴えから一度も裁判所に回されることもなく、たったの3ヶ月であっさり和解した。訴えられた北米トヨタの社長は「身に覚えがない、裁判で潔白を証明する」と意気込んでいたが、実際には訴えからわずか1週間で更迭され、トヨタ側は裁判で争うというつもりは全くなかったようだ。

訴えた方もハナから裁判所で疑惑の白黒つけようなどという気はサラサラなく、どう和解するかだけを念頭においていたようだ。すなわち最初から金をいくら取れるかしか頭になかったのだ。

肝心の賠償金の額だが、双方ともにその金額を公表しないと言うことで合意し、発表されていない。しかしいろいろ調べてみると、10年前にやはり三菱自動車でセクハラ訴訟があり、そのときは2年間の裁判の末に、三菱は34ミリオン(約40億円)を払ったという事例がある。今回のトヨタの訴訟はそれを下回ることは考えられず、30~50ミリオン(35億~58億円)くらいで決着したと推定されるとのことだ。