(株)東芝【6502】の掲示板 2023/06/30〜2023/07/17

株主総会前に渡辺議長からTOBに関し、大口株主からも10社以上賛同してくれたと説明があったが、それであればすぐにTOB価格の￥4,620にサヤ寄せするはずである。しかしサヤ寄せしない。なぜか？渡辺議長の先日の会見では多くの株主と何回も何回も議論を重ねる中で、賛同しない方針からTOB推奨に至った説明をしていたが今ひとつわかりにくかった。→抽象的。もっと具体的に！今回の件、東芝社内でもＴＯＢに関し不安を持っている社員も多いと思うし、多くの株主が疑念を抱いている。賛成票を６６．７％取れる可能性が低いからいつまで待ってもサヤ寄せしないのでは。その大きな理由はキオクシアの問題と考えている。これは渡辺議長も総会の時に言及していた。WDとの交渉でキオクシアと近々合併が大詰めとなっていることは渡辺議長はこの時既に知っていたのでは。日米半導体安全保障の観点から合併の可能性は極めて高い。合併となれば評価基準からTOB価格を上方修正しなければならない事態が生じる。そうなるとＪＩＰが高額な金を支払えるのかという疑念を抱く。渡辺議長もそれに関して総会の時にTOB価格上方修正に関しては否定はしなかった。こういう大きな再編の枠組みをJＩＰは全く予測していなかったのではないか。JIPがキオクシアの評価額を低く見過ぎていたのは明らかである。いずれＷＤとの合併でTOB価格を上方修正せざるを得ない事態が生じると思う。東芝は持分法で４０％なのだからTOB価格はキオクシア＝WD統合により上方修正を余儀なくされJIPの予算不足でTOBは立ち消えになると言うのが小生の考えである。WDの問題は７月末で方向性が決まるであろうからTOB凍結をJIPは早く宣言すべき。とにかく、いつまでこのグダグダが続くのかということだ。今まで検討に無駄な時間とお金をかけ個人投資家には配当金も払えていない現状を鑑みるともう残された時間は少ない。キオクシアの売却益は全部株主還元すると東芝は過去何回も公言してきたのだから８月初旬には株主還元金を支払っていただきたい。そして上場維持に早く移行させ年間配当金はきちんと支払っていただきたい。このままでは個人投資家は浮かばれない。