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TOWA(株)【6315】の掲示板 2023/12/15〜2023/12/25

生成AI(人工知能)市場が2030年にも30兆円に成長する予測が大きな話題を集めている。日本政府もガイドラインを設けて利用を促進する中で、株式市場の関連銘柄への関心が一段と高まりそうだ。

<JEITA予想、2030年に>

 JEITA(一般社団法人・電子情報技術産業協会)は21日、世界の生成AI(人工知能)市場が30年に2110億ドル(約30兆円、23年比20倍)に達する見通しを打ち出した。日本だけでも需要は約1.8兆円(同15倍)に拡大するとみている。製造業、金融や公共分野などの幅広い領域に浸透していく方向だ。

 生成AIの普及により、高性能半導体やサーバー、パソコン、スマートフォンなどにも経済効果が波及する。JEITAによれば、生成AIの登場が世界のハードウエアの需要を大きく押し上げ、中でもデータセンターなどのITインフラへの影響は絶大だという。

 一方で、生成AIによる偽情報の拡散や著作権侵害の問題も懸念されている。政府はガイドラインを設け、ルール整備を進める構え。安心して新技術を活用できる環境を整え、市場の成長を後押しする。

<関連銘柄に再注目>

 関連銘柄のヘッドウォータース<4011.T>は、今12月期の連結売上高について前期比47%増の23.2億円を見通す。先行投資の局面ながら、同社のサービスのニーズは急増中だ。米マイクロフトの業務用ソフトにAIを組み込んだ新サービス「コパイロット」の引き合いも増えそうだ。ブレインパッド(ブレインP)<3655.T>、PKSHA Technology<3993.T>、Appier Group<4180.T>なども押さえておきたい。

 また、ITインフラを支える半導体製造装置も有力だ。アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>のほか、光学デバイスのエンプラス<6961.T>、モールディング装置のTOWA<6315.T>、パッケージ基板のイビデン<4062.T>や新光電気工業<6967.T>、大日本印刷<7912.T>、アオイ電子<6832.T>などを改めてマークしたい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-E