投稿一覧に戻る サトーホールディングス(株)【6287】の掲示板 2015/04/28〜2021/06/12 951 mou***** 2021年3月10日 10:01 材料はこれかな?この技術が実用化されれば、RFIDは一気に普及する。 樫の木製作所(埼玉県越谷市、大隈浩社長)とNextコロイド分散凝集技術研究所(茨城県つくば市)は、単層カーボンナノチューブ(CNT)を使った塗布型半導体で、1ボルト秒当たり983・5平方センチメートルの電子移動度を達成した。既存製品の約5・4倍で、今後は無線識別(RFID)タグなどでの実用化を目指す。樫の木製作所では「現在、(事業化のための)パートナーを探している」(大隈社長)。 塗布型半導体はインクの状態にしてフィルムなどに印刷し、一般的なシリコン基板の半導体と比べ、工程数を減らせるのが特徴。今回、単層CNTを、半導体型CNTと金属型CNTに分離する際に用いる物質の組み合わせや時間、量を最適化し、純度の高い半導体型CNTの取り出しに成功した。 同社では、時間をかければ100%近くまで半導体型CNTの純度を高めることができるとしている。さらに分散剤として導電性ポリマーを使い半導体型CNTの長さを保持したことなどが移動度の向上に寄与した。 RFIDタグを使う在庫管理などでの採用を視野に入れる。同社マーケティングディビジョンの大隈航大氏は「RFIDタグ一つ作るのに一般的に10円を切る位と言われているが、今回の塗布型半導体であれば0・5円程度でできるのではないか」と見込んでいる。 日刊工業新聞2020年3月8日 そう思う6 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
mou***** 2021年3月10日 10:01
材料はこれかな?この技術が実用化されれば、RFIDは一気に普及する。
樫の木製作所(埼玉県越谷市、大隈浩社長)とNextコロイド分散凝集技術研究所(茨城県つくば市)は、単層カーボンナノチューブ(CNT)を使った塗布型半導体で、1ボルト秒当たり983・5平方センチメートルの電子移動度を達成した。既存製品の約5・4倍で、今後は無線識別(RFID)タグなどでの実用化を目指す。樫の木製作所では「現在、(事業化のための)パートナーを探している」(大隈社長)。
塗布型半導体はインクの状態にしてフィルムなどに印刷し、一般的なシリコン基板の半導体と比べ、工程数を減らせるのが特徴。今回、単層CNTを、半導体型CNTと金属型CNTに分離する際に用いる物質の組み合わせや時間、量を最適化し、純度の高い半導体型CNTの取り出しに成功した。
同社では、時間をかければ100%近くまで半導体型CNTの純度を高めることができるとしている。さらに分散剤として導電性ポリマーを使い半導体型CNTの長さを保持したことなどが移動度の向上に寄与した。
RFIDタグを使う在庫管理などでの採用を視野に入れる。同社マーケティングディビジョンの大隈航大氏は「RFIDタグ一つ作るのに一般的に10円を切る位と言われているが、今回の塗布型半導体であれば0・5円程度でできるのではないか」と見込んでいる。
日刊工業新聞2020年3月8日