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日本製鉄(株)【5401】の掲示板 2024/04/19〜2024/04/23

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綾小路ひみこ 強く売りたい 4月19日 17:28

残念ながら、平和時以外でも、戦争時において鉄鋼業は重要な役割を果たします。過去には、戦争による需要増加や国家の戦争機構の整備に伴い、鉄鋼業は急速に発展しました。戦後日本の鉄鋼業の歩みとその特徴を簡単に確認してみましょう。
戦後の鉄鋼業の発展:
終戦直後の1946年に日本の粗鋼生産量はわずか56万トンで、戦前戦中のピークであった1943年のわずか7.3%でした。
しかし、政府の復興政策により鉄鋼業は優先的に生産再開を図り、朝鮮戦争の勃発により需要も急激に増加しました。
1951年には粗鋼生産量が650万トン、1953年には766万トンに達し、復興を終えることとなりました。

  • >>222

    合理化と技術革新:
    鉄鋼業は政府とともに合理化計画を策定し、生産プロセスの近代化に取り組みました。
    高炉の大型化やプロセス・イノベーションの導入により、高い競争力を実現しました。
    競争的寡占と外部からの影響:
    鉄鋼業界は競争的寡占と形容され、激しい設備投資競争が行われました。
    外部からの存在(韓国メーカーや電炉メーカー)により業界再編が進み、日本鉄鋼業は変化を遂げました。
    現在の状況については、・・
    石油危機以降、量的停滞やグローバルでの業界再編、中国の台頭などがありましたが、日本鉄鋼業は競争力を保持しています。
    世界の企業別粗鋼生産量ランキングでも上位に入っており、高機能高品質の鋼材が開発されています。
    このように、戦争時において鉄鋼業は国家の発展に不可欠な産業であり、その発展要因を多くの研究が明らかにしてきました。
    戦後・災害の復興についても、国家再生のための重要な位置が求められます。
    ・・ただし同盟国での協力は、いつも不可避となります。
    よって、どのような形であれアメリカとの共業は大切です。
    鉄鋼業は、産業の基盤となる重要な分野であり、自動車、情報通信機器、産業機械などに不可欠な素材を供給しています。技術革新は、鉄鋼業においても重要な要素です。以下に、鉄鋼業の技術革新についていくつかの観点を紹介します。