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AGC(株)【5201】の掲示板 2022/02/18〜2022/05/08

989

御意見番 強く買いたい 2022年5月7日 09:50

AGC、タイで1000億円投資
EV拡大見据え、化学品原料を増産
日本経済新聞 朝刊 ビジネス・アジアBiz (12ページ)2022/5/7 2:00

 AGCは6日、「カセイソーダ(水酸化ナトリウム)」などの化学品原料をタイで増産すると発表した。投資額は1000億円強で、同社としては過去最大となる。2025年3月末までに、カセイソーダの東南アジアでの生産能力を現状より2割引き上げる。
 東南アジアでは塩ビ樹脂需要が旺盛だ。
 タイの2工場で増強する。カセイソーダの生産能力を年164万トンと今より2割上げる。塩水を電気分解して塩素もできるため、塩素を原料にした他の化学品の生産量も増やす。下水管などに使う塩化ビニール樹脂は年160万トンと3割増え、同素材の原料となる塩化ビニールモノマーも年170万トンと3割増える。
 カセイソーダは代表的な工業薬品。工業用の中和剤やアルミ製造、製紙、排水処理など幅広く使われる。塩化ビニール樹脂と合わせた現地市場は年率約4%成長する見通し。電気自動車(EV)に欠かせないニッケルや銅など鉱物資源の採掘では排水処理に中和剤としてカセイソーダを多く使う。EV市場の拡大を見据え、増産に踏み切る。

 AGCは今回の投資でカセイソーダ、塩化ビニール樹脂のシェアが現状の40%強から50%に高まるとみる。塩水の電気分解に独自開発の交換膜を使って効率よく生産することでコストを抑える。
 AGCは21年に北米の建築用ガラス事業を売却するなど構造改革に取り組んできた。化学品などの事業の多角化にも取り組み、タイなど海外に積極的に進出してきた。22年7月にはタイとベトナムにある事業会社3社を統合する計画。経営効率化で競争力を高める。

 21年12月期に占める化学品の売上高はグループ全体の約3分の1に当たる6308億円だった。このうち東南アジアと国内事業を含む「クロールアルカリ・ウレタン」分野が約6割を占める。同分野は営業利益ベースでみると、AGC全体の半分を占める稼ぎ頭だ。

  • >>989

    まずは、CMを改良して欲しいものだよ。

    >>>AGC、タイで1000億円投資
    EV拡大見据え、化学品原料を増産
    日本経済新聞 朝刊 ビジネス・アジアBiz (12ページ)2022/5/7 2:00

     AGCは6日、「カセイソーダ(水酸化ナトリウム)」などの化学品原料をタイで増産すると発表した。投資額は1000億円強で、同社としては過去最大となる。2025年3月末までに、カセイソーダの東南アジアでの生産能力を現状より2割引き上げる。
     東南アジアでは塩ビ樹脂需要が旺盛だ。
     タイの2工場で増強する。カセイソーダの生産能力を年164万トンと今より2割上げる。塩水を電気分解して塩素もできるため、塩素を原料にした他の化学品の生産量も増やす。下水管などに使う塩化ビニール樹脂は年160万トンと3割増え、同素材の原料となる塩化ビニールモノマーも年170万トンと3割増える。
     カセイソーダは代表的な工業薬品。工業用の中和剤やアルミ製造、製紙、排水処理など幅広く使われる。塩化ビニール樹脂と合わせた現地市場は年率約4%成長する見通し。電気自動車(EV)に欠かせないニッケルや銅など鉱物資源の採掘では排水処理に中和剤としてカセイソーダを多く使う。EV市場の拡大を見据え、増産に踏み切る。

     AGCは今回の投資でカセイソーダ、塩化ビニール樹脂のシェアが現状の40%強から50%に高まるとみる。塩水の電気分解に独自開発の交換膜を使って効率よく生産することでコストを抑える。
     AGCは21年に北米の建築用ガラス事業を売却するなど構造改革に取り組んできた。化学品などの事業の多角化にも取り組み、タイなど海外に積極的に進出してきた。22年7月にはタイとベトナムにある事業会社3社を統合する計画。経営効率化で競争力を高める。

     21年12月期に占める化学品の売上高はグループ全体の約3分の1に当たる6308億円だった。このうち東南アジアと国内事業を含む「クロールアルカリ・ウレタン」分野が約6割を占める。同分野は営業利益ベースでみると、AGC全体の半分を占める稼ぎ頭だ。