小林製薬(株)【4967】の掲示板 2024/04/23〜2024/04/25

雪印食中毒事件では株価は５分の1以下になった。
アレに比べればなんでもない。
株主の損害は軽微、地合いも考慮すれば殆ど無傷といって良い。
それがけしからんとか、もっと暴落すべきだなんていう気はないが、しかし、これほどの差は一体なんなのだろうかとは思う。
悪質さや被害の重大さに対する評価の違いもあるだろうが、それだけでは説明がつかないだろう。
思うに、世相が違うのだ。
2000年、就職氷河期の末期にして最悪期、不況の見通しは暗く、数年後に情勢が好転することなど、誰も予想してなかった。
(好転といっても、リーマンショックや大震災までの束の間ではあったが。)
あの時期、国民世論は非常にヒステリックで、大企業や公務員に対する風当たりが強く、マスコミも視聴率欲しさに国民世論の攻撃性を煽るような報道ばかりしていた。
政治家にとっても国民の怒りが自分達に向かないその流れは都合が良く、国民の分断を歓迎していた。
小林製薬の値動きを見てると、時代は変わったなという思いがする。