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協和キリン(株)【4151】の掲示板 2023/02/03〜2023/08/11

テキトーアナリストと企業経営者の違い。

企業の出すテキトーな資料を鵜呑みにしてテキトーなネタをもらいつつ誘導されて、自らの足を使うことなくテキトーな現場を見せられたりしてテキトーな予想を立て、それを会社に持ち帰って合議でテキトーなレポートにするのが「日本のアナリスト」。

私は某企業の窓口でずいぶん彼らの接待もした。

一方、企業経営者、もしくはボード、執行役員の面々は月次の商いはもちろん当該決算期、中長期目標の数字の一々に体を張ってコミットする。

コミットとはステイクホルダーへの「約束」のこと。

勉強不足の特権階級アナリストさんはテキトー予想が外れようが当たろうがのうのうと仕事を続けることができるし、問題は同じように同じ不勉強を繰り返して善良な投資家を騙し続ける。

よく外れる勝手な株価格付けなどはその極みだ。


企業経営者の中には株主へのコミットを極端に恐れて期初は安全な着地点を提示して、実際には毎四半期に増額修正して喜ばれるという誘惑に負けてる会社もある。

減額修正をしたら叩かれるが、期初はノンチャレンジブルな目標にしておいて四半期決算の都度増額する企業は讃えられる。

コレってアナリストの目が節穴だから許されていると言っても過言ではない。


この文脈で、この企業の業績予想を見ると興味深い。

創薬部門の不透明さ、他力本願要素を可能な限り織り込んでいると思うが、杓子定規にアーダコーダと正論??を宣う人にはこの企業は投資に向かない。

他にご所望の投資先はゴマンとあるのだから。