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(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2020/12/01〜2020/12/08

◆ケタ違いのEV相場がやってくる条件とは?

 上昇期待が高い銘柄ほど、株価が一服した調整局面での下落幅も大きくなる。藤井氏はリスクを抑える戦略として以下のようにアドバイスする。

「安永や田中化学研究所のような相場を引っ張る銘柄が理由もなく下がり始めたら、いったん撤退して再上昇を待つのが得策」

 ちなみに、欧州や中国だけでなく、アメリカ最大の自動車市場であるカリフォルニア州でも、’18年にZEV(ゼロエミッションビークル)規制が強化され、自動車メーカーは一定数のEVか燃料電池車(FCV)を売らなければならなくなる。

 一方日本では、購入者への補助金や税制優遇制度はあるものの、他国ほどインパクトのある普及策は取られていない。近い将来、日本でも欧米や中国のような大胆なEV普及政策や厳しい環境基準が打ち出される可能性もゼロとは言い切れないのだ。

 実際、10月に発売される日産の新型EV「リーフ」は、航続距離を400kmに延ばし、一気に実用性を高めている。出遅れていたトヨタもいよいよマツダやデンソーと組んで新会社を設立し、EV開発に本腰を入れ始めた。

「もし今後、日本政府が欧米や中国と同様な目標を掲げるようなことがあれば、それこそ“とんでもない相場”がやってくるでしょう」(藤井氏)

 ある日突然やってくるかもしれない「Xデー」が到来すれば、思惑に実需が追いつき、テンバガー(10倍株)続出の期待も。世界的なガソリン車規制の現状から鑑みれば、今が仕込みどき……ともいえるのだ。