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堺化学工業(株)【4078】の掲示板 〜2015/04/27

中国では、PM2.5の元凶である、石炭が火力発電の燃料のみならず、工場や住宅の加熱用燃料としても使われている。石炭の年間消費量は増加する一方であり、2012年に24億トンに達して、同年の世界の石炭消費量の約3分の1を占めている。脱硫装置については、2011年までに全国稼働中の火力発電所の約9割に整備されたが、稼働時のコスト増などを理由に、実際には機能していないところが多いと見られている。一方、脱硝装置の整備は大幅に遅れており、脱硝設備の容量は2009年までに全火力発電容量の8%前後に過ぎないと言われている。中国政府にとって、石炭消費の抑制と火力発電所の脱硫・脱硝の環境対策の強化が喫緊の課題である。