(株)レゾナック・ホールディングス【4004】の掲示板 2022/06/21〜2022/09/01

>>1003

ゾウさんは悩んでいるヨ！
漱石の『坊っちゃん』ではないだろう！
両親を亡くし叔父に育てられた「先生」
この叔父が親の財産を乗っ取ろうとしたことから、人間は善良そうな顔をしていても悪人になるのだと見切り、叔父のもとを去る。
上京後「先生」は下宿先の娘を好きになる。ところが親友Ｋも同じ女性に思いを寄せていた。「先生」は後れをとるまいと親友を出し抜いて求婚、婚約したが良心の呵責に苦しむ。そして、そのＫが自殺してしまう。
遺書には世話になったことのみが書かれていた。しかし親友を裏切り、死に追いやった自分の卑しさは頭から離れない。自分もまた叔父のように利己主義に走ったのだと愕然とし、そんな自分を清算するため自ら命を断った。
漱石の『こころ』は利己主義の追及を主人公の深い倫理観でもって構成している小説だ。
利己主義に対する「人間の問い」であり、漱石はこのテーマをその後も問い続けたが、答えは未完のまま絶筆となっている。
昭和電工の売買に関して罪の意識に深く思い悩む「先生のような人」は稀だろう。
だからこそ『こころ』が読み継がれ昭和電工！のスレッドをヨミヨミする理由があるだろう！
当然だろう！