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アステリア(株)【3853】の掲示板 2022/07/03〜2022/07/14

希薄化条項

Global SPACの株式の状況が次のリンクです。
https://sec.report/Document/1903145/000121390022034975/ff42022a5ex-fee_gorilla.htm

普通株式 
  17,933,213
ワラント 
  12,135,178
Class A contingent value rights
  17,933,213

Class A contingent value rights は以下の資料に分配条件が記述されています。
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/1821169/000121390022033715/ea161810ex99-1_globalspac.htm

端的に言えば、SPACのスポンサーは株価の低迷や業績未達状況で追加の株式を最大 17,933,213 まで受け取れるということです。つまり、株価が1/2を大きく下回るかどうかで合併の可否を判断することになります。

次ぎにワラントの存在です。$11.50でGlobal SPACの普通株式を購入する権利であるつワラントの価格推移はほぼ一貫して下落しており、市場でDe-SPAC(合併すること)で株式の価値は上がらないと考えられている事がわかります。

ワラント価格推移
https://www.google.com/search?q=GLSPW&sourceid=chrome&ie=UTF-8

最悪なのは当初ある程度の株価上昇があり、ワラントで冷やされ、後にGorilla 社から悪い業績が発表されることです。普通株のみ所持しているとこれで持ち分に逆のレバがかかった状態で1/3まで下落していきます。

  最悪、既にほぼ確定している市況による減額1/2とこの仕組みによる減額1/3で持ち分評価額は1/6程度に下がる可能性があります。

 この仕組みからGorilla 社の今期業績はアステリアの持ち分価格に大きな影響を与えます。アステリア社には既にわかっているはずのGorilla社の半期売上推移の公表を望みます。