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フリービット(株)【3843】の掲示板 2015/07/05〜2015/07/16

現在、「格安スマホ」のプレーヤーは乱立しているが、そのタイプはおおまかにふたつに分けられる。ひとつ目のタイプは、格安料金のSIMカードを販売する「格安SIM」の企業だ。格安SIMには端末は含まれないため、別途、端末を準備する必要がある。MM総研の調査によると、2015年3月末時点での「格安SIM」の上位プレーヤーとシェアは以下のようになっている。
・OCN22.6%
・IIJmio16.4%
・BIGLOBE7.1%
・b-mobile5.3%
ふたつ目のタイプは、格安SIMと対応端末をセットで販売する企業だ。「格安スマホ」という際は、このセット販売型のプレーヤーを指すことが多い。
この「格安スマホ」の主なプレーヤーとしては、ワイモバイル、イオンモバイル、楽天モバイル、トーンモバイル(TSUTAYA)、DMMモバイルなどがある。
この中でも「新3強」の有力候補として、夏野剛氏は、楽天モバイルとワイモバイルとトーンモバイルの3社を挙げている。

数ある「格安スマホ」の中で、なぜこの3第1に、ワイモバイルに関しては、前身となっているイー・モバイル、ウィルコムの遺産が大きい。全国での店舗数は1000店以上あり、格安スマホ勢の中では、圧倒的な販売力を誇っている。ユーザーにとっても、店舗が多いため、サポートを受けやすいというメリットがある。

第2の「新3強」候補である楽天モバイルは、早期に1000万契約を目指すと宣言。夏からは、サッカーの本田圭佑選手のCMもスタートするなど攻勢を強めている。

第3の候補は、トーンモバイル。CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)とフリービットの合弁会社だ。

トーンモバイルは、他のプレーヤーとは異なる独自の路線を走っている。その最大の特徴は、垂直統合。ネットワークはドコモに借りているものの、販売、スマホ内のサービス、端末の開発は自社で行っている。

また戦略がとにかくシンプルだ。端末は一種類のみ(2.4万円)で、料金体系も「通話基本料+パケット使い放題=月1000円」という設定。さらに、Tポイントとの連動も、大きな魅力となる。

ターゲットとしては、スマホがはじめてとなる小中学生、プラチナエイジ(団塊世代)、大手3キャリアからの移行組となっている。