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(株)オウケイウェイヴ【3808】の掲示板 2018/05/29

2018年05月29日 23時00分 セキュリティ
51%攻撃の被害を受けやすい仮想通貨がわかる「51crypto」

「仮想通貨」はブロックチェーン技術を使用しており、誰かが不正な取引を行おうとしても、複数の端末が一斉に取引を検証するため不正ができない仕組みとなっています。しかし、悪意のあるユーザー側に付く端末が過半数を占めた場合、不正な取引を正当化されてしまうリスクがあり、このような攻撃は「51%攻撃」と呼ばれ、仮想通貨の信頼性を大きく損ねて価値を棄損する原因となっています。「51Crypto」では、それぞれの仮想通貨に対して51%攻撃を行うには、どれくらいのコストを払う必要があるかを示すことで、51%攻撃耐性を示してくれます。

Cost of a 51% Attack for Different Cryptocurrencies | 51Crypto
https://www.crypto51.app/

51%攻撃を行うためのアプローチとして考えられるのは、仮想通貨マイニングを行うための端末を数多く用意して、仮想通貨ネットワーク内の過半数を占める計算能力を得るか、すでに存在しているマイニング環境を借りるという2つの方法が考えられます。前者の物理的な計算環境を自力で構築して、ネットワーク内で過半数を占める計算環境を作り出すことは極めて難しいため、51Cryptoは既存のマイニング環境を借りて、51%攻撃を1時間行うにはどれくらいのコストが必要なのかを計算しています。算出額は仮想通貨マイニングサービスの「Nicehash」の情報を基に計算しているそうです。


ttps://gigazine.net/news/20180529-51crypto/


ビットコインの場合、51%攻撃を行うためには1時間あたり55万3982ドル(約6000万円)必要となることがわかります。

続いて、時価総額2位のEthereum(イーサリアム)を見てみると、1時間攻撃を行うためには36万114ドル(約4000万円)必要としており、こちらも膨大な金額が必要になるようです。

14位も過去に51%攻撃により1000万円ほどの被害を受けてしまったMonacoin(モナコイン)。51%攻撃を1時間行うには2889ドル(約32万円)必要とのことです。