投稿一覧に戻る (株)インタートレード【3747】の掲示板 2023/06/12 1070 zsq***** 強く買いたい 2023年6月13日 00:01 金を担保にした商品担保型のステーブルコインである ステーブルコインとは、価格の安定を実現するよう設計された仮想通貨のことで、特定の法定通貨や仮想通貨などを担保にするのが一般的。 ジパングコインは、金を担保にする「商品担保型」のステーブルコインだ。 ジパングコインは図のように、デジタルアセットマーケッツが販売元となり、他の仮想通貨取引所や同社のユーザーへ販売している。 出典:ジパングコイン公式サイト デジタルアセットマーケッツはジパングコインを販売する際に、発行元の三井物産デジタルコモディティーズからジパングコインを受け取ると同時に、受け取ったジパングコインと等価値の金(現物)を買い上げる。 そして、購入した金の現物を、三井物産デジタルコモディティーズに対して消費寄託する。 こうした仕組みによって、ジパングコインではコインの価値を裏付ける金の現物が必ず用意されるため、金に連動する仕組みが崩壊する可能性は低いと考えられている。 また、等価値の金を担保にする以外にも、ユーザーを保護するための複数の対策が存在している。 例えば、仮に三井物産デジタルコモディティーズ社がジパングコイン事業を廃止してしまうことがあっても、同社はデジタルアセットマーケッツ社との取引を通じ、ジパングコインとそれに表示された対象権利を、金の現物の市場価格と近似した価格で買い取る義務を負っている。 また、三井物産デジタルコモディティーズ、もしくはデジタルアセットマーケッツが破綻しても、ジパングコインの保有者に、破綻を起因とした被害が及ばないようにする保証が設定されている。もちろん、一般的な金融商品と同様に、ジパングコインの価格変動に伴う投資リスクはあるが、それ以外の要素で無用な不利益を被る可能性は低いと言えるだろう。 プライベートブロックチェーン「miyabi」を基盤にしている 出典:bitFlyer Blockchain公式サイト ジパングコインは、株式会社bitFlyer Blockchainが手がけるプライベートブロックチェーン、「miyabi」を基盤にして発行されている。 プライベートブロックチェーンとは、中央集権的な管理者が存在し、参加者が限定されているブロックチェーンのこと。 プライベートブロックチェーンは情報の透明性を必要としないため、秘匿性の高い情報を扱えるほか、パブリックブロックチェーンのようにブロックの生成時に不特定多数のネットワーク参加者による合意形成を必要としないため、より高速・低コストで利用できるなどの利点がある。 なお、本記事執筆時点では、ジパングコインはDMM Bitcoinとデジタルアセットマーケッツの口座から出金することはできず、金と同等の価格推移になると予想される投資対象、という用途に限定されている。 そのため、現時点ではジパングコインの保有者が、miyabiを基盤とするブロックチェーンのメリットを享受することは、ほぼないと言えるだろう。 しかし今後、ジパングコインが決済手段になるなどのユースケースが増えていけば、処理スピードやコストの面で、その恩恵を感じられるようになることだろう。 ジパングコイン(ZPG)の価格動向 ジパングコインは、2022年2月に発行が開始された比較的新しいステーブルコインのため、現段階ではまだ、過去の価格動向を長期的にチェックすることはできない。 もっとも、ジパングコインは金の価格に連動しているため、金価格の推移を確認すれば、ジパングコインの価格動向を捉えることができると考えられる。 そのため、ここではゴールド/円のチャートを使って、長期的な値動きと短期的な値動きをそれぞれ見ていきたい。 過去5年間の価格動向 まずは、2022年末から過去5年分の、ゴールド/円の価格動向をチャートで確認していこう。 チャート上の金の円建て価格は、金の国際的な取引単位となるトロイオンス(31.1035グラム)あたりとなるので、日本で一般的に目にするの1グラムあたりの金価格とは異なる点には留意してもらいたい。 出典:TradingView チャートを見ると、円建ての金の価格は、長らく上昇基調が続いている。 金の価格そのものの上昇に加え、日本と主要国の金融政策の違いから円安が進んだことで、日本円に換算した際の価格が上昇していることも影響していると言えるだろ。 そう思う16 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
zsq***** 強く買いたい 2023年6月13日 00:01
金を担保にした商品担保型のステーブルコインである
ステーブルコインとは、価格の安定を実現するよう設計された仮想通貨のことで、特定の法定通貨や仮想通貨などを担保にするのが一般的。
ジパングコインは、金を担保にする「商品担保型」のステーブルコインだ。
ジパングコインは図のように、デジタルアセットマーケッツが販売元となり、他の仮想通貨取引所や同社のユーザーへ販売している。
出典:ジパングコイン公式サイト
デジタルアセットマーケッツはジパングコインを販売する際に、発行元の三井物産デジタルコモディティーズからジパングコインを受け取ると同時に、受け取ったジパングコインと等価値の金(現物)を買い上げる。
そして、購入した金の現物を、三井物産デジタルコモディティーズに対して消費寄託する。
こうした仕組みによって、ジパングコインではコインの価値を裏付ける金の現物が必ず用意されるため、金に連動する仕組みが崩壊する可能性は低いと考えられている。
また、等価値の金を担保にする以外にも、ユーザーを保護するための複数の対策が存在している。
例えば、仮に三井物産デジタルコモディティーズ社がジパングコイン事業を廃止してしまうことがあっても、同社はデジタルアセットマーケッツ社との取引を通じ、ジパングコインとそれに表示された対象権利を、金の現物の市場価格と近似した価格で買い取る義務を負っている。
また、三井物産デジタルコモディティーズ、もしくはデジタルアセットマーケッツが破綻しても、ジパングコインの保有者に、破綻を起因とした被害が及ばないようにする保証が設定されている。もちろん、一般的な金融商品と同様に、ジパングコインの価格変動に伴う投資リスクはあるが、それ以外の要素で無用な不利益を被る可能性は低いと言えるだろう。
プライベートブロックチェーン「miyabi」を基盤にしている
出典:bitFlyer Blockchain公式サイト
ジパングコインは、株式会社bitFlyer Blockchainが手がけるプライベートブロックチェーン、「miyabi」を基盤にして発行されている。
プライベートブロックチェーンとは、中央集権的な管理者が存在し、参加者が限定されているブロックチェーンのこと。
プライベートブロックチェーンは情報の透明性を必要としないため、秘匿性の高い情報を扱えるほか、パブリックブロックチェーンのようにブロックの生成時に不特定多数のネットワーク参加者による合意形成を必要としないため、より高速・低コストで利用できるなどの利点がある。
なお、本記事執筆時点では、ジパングコインはDMM Bitcoinとデジタルアセットマーケッツの口座から出金することはできず、金と同等の価格推移になると予想される投資対象、という用途に限定されている。
そのため、現時点ではジパングコインの保有者が、miyabiを基盤とするブロックチェーンのメリットを享受することは、ほぼないと言えるだろう。
しかし今後、ジパングコインが決済手段になるなどのユースケースが増えていけば、処理スピードやコストの面で、その恩恵を感じられるようになることだろう。
ジパングコイン(ZPG)の価格動向
ジパングコインは、2022年2月に発行が開始された比較的新しいステーブルコインのため、現段階ではまだ、過去の価格動向を長期的にチェックすることはできない。
もっとも、ジパングコインは金の価格に連動しているため、金価格の推移を確認すれば、ジパングコインの価格動向を捉えることができると考えられる。
そのため、ここではゴールド/円のチャートを使って、長期的な値動きと短期的な値動きをそれぞれ見ていきたい。
過去5年間の価格動向
まずは、2022年末から過去5年分の、ゴールド/円の価格動向をチャートで確認していこう。
チャート上の金の円建て価格は、金の国際的な取引単位となるトロイオンス(31.1035グラム)あたりとなるので、日本で一般的に目にするの1グラムあたりの金価格とは異なる点には留意してもらいたい。
出典:TradingView
チャートを見ると、円建ての金の価格は、長らく上昇基調が続いている。
金の価格そのものの上昇に加え、日本と主要国の金融政策の違いから円安が進んだことで、日本円に換算した際の価格が上昇していることも影響していると言えるだろ。