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(株)ソフトウェア・サービス【3733】の掲示板 〜2015/04/15


http://h50146.www5.hp.com/enterprise/casestudy/asagiri/

この経緯について藤井事務長は、「いろいろとシステムを調べ、すでに導入している病院を見学した。ソフトウェア・サービスのシステムにも関心があったが、その時は諸般の事情から別のベンダーのシステムになってしまった」と振り返る。

「導入したシステムは、機能面は当時それで十分だと思った。しかし、実稼働するとこちらからのシステム上の要望に応えられない、カスタマイズができないなどの課題が見えてきた。また遠方のベンダーであったため、レスポンスやサポート体制にも不満を感じるようになった。医療機関のシステムは24時間365日止めることができない。万が一にもサーバーがダウンしている時に救急患者が搬送されてきたり、外来診療がピークの時間帯であったらと考えると、絶対に停止しないシステムの構築が必要」と藤井事務長は語る。「人命」に関わる部分を担うだけに、コンピュータシステムにも高い要求を持つのは当然である。
そして、2005年1月のシステム更新時に、ソフトウェア・サービスの電子カルテシステムとオーダリングシステムを導入した。この時は他の大手ベンダーのソリューションも比較検討したというが、ソフトウェア・サービスのシステムを選定した理由について藤井事務長は、「中規模クラスの病院での実績が豊富なことに対する信頼感と、何よりもユーザである我々の要求に対して、パッケージ製品であっても可能な限りカスタマイズに対応できることに安心感を持った。大病院を相手にする大手ベンダーの場合、我々の細かな要求に対しては対応できないことも多く、パッケージをそのまま使うことが前提であるようだ。できればベンダーに依存するのは避けたかった」という点を強調する。まずはソフトウェア・サービスが約250カ所の病院で活用されている実績と、柔軟なシステム構成に惹かれたというわけだ。「ソフトウェア・サービスのシステムの場合、各種のマスタは病院側で設定しなければならない。突き放されているようにも感じられるが、確かに我々が独自に作らなければマスタも判らず、後で自分たちが苦労することになる。それを思えばソフトウェア・サービスの提案も納得できた」(藤井事務長)という。

ソフトウェア・サービスの「e-カルテ」「NEWTONS」はWindowsベースのパッケージソフトとして開発されており、病院スタッフでも扱いなれたインタフェースを備えている。さらにメインシステムだけでなくサブシステムも充実している。そして何よりも優位性を発揮しているのは、ユーザの要求に応じて可能な限りカスタマイズできるという柔軟なシステムという特徴だ。また、病院側から一番期待を寄せられるサポートについても、安定稼働までの常駐体制とその後もリモートによるサポートを行うことで安心感が高い。