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(株)ジンズホールディングス【3046】の掲示板 2024/04/20〜

JINS,Zoff,オンデーズ…基本的には自社企画、中国製造の輸入メガネ(安物)を安くたくさん売る商売。(一部鯖江産とかもあるが例外。)当社の財務諸表で売上原価をみれば分かります。メガネ一点あたりの利益率は良いけれど利益額は低いので、当然、数を売らなければ人件費、ショッピングセンターや駅ナカの高家賃をペイ出来ない。コストの関係で少ない店員でたくさんのメガネを売る→視力検査やメガネ加工に時間をかけることは出来ない。機械任せのレベル以上のことは出来ないし、技術も身につかない(つける必要がない、生かせない)。加工の難しいメガネフレームは置いていない。他店購入枠のレンズ交換や調整は断るケースが多い。

パリミキ(グループで眼鏡学校を岡山に保有)、イワキ、アイリス、ドラッグ、キクチ(眼鏡学校あり)、富士、オグラ、和真、田中、ヨネザワなど…自社企画品もあるけれど、主力は鯖江のメーカー品や、欧州からの輸入品など。利益率は上記格安店と同等。利益額は多い代わりに格安店ほどの数は売れない。一人ひとりに時間をかけて検査して丁寧な加工を施すのが基本。格安店と違い、眼鏡作製技能士がいる店舗が多い。

愛眼、眼鏡市場、ビジョン…上記2グループの中間的存在。

スーパー…経営者を巡る騒動でフラフラ、方向定まらない。安売りに傾倒したかと思えば、最近はアイケア宣言などと称して一見丁寧にやっているように見せて、ぼったくりまがいのこともやっている模様、リラグゼーションだの、視力測定有料だのというのは医療行為に引っかかるグレーゾーン。

個人経営店、ローカルチェーン店も含めて、一見同じように見える眼鏡店も、企業によってだいぶ違います。どれが良いダメというのではなく、消費者が求めるニーズにあった店を選ぶことが大事です。輸入の安いママチャリと、国産電動アシスト自転車は全く別物ですし、100円ショップのスポンジとダスキンのスポンジは持ちが全然違う。それと一緒です。高価なメガネには高価なりの価値があるし、低価格のメガネには低価格の気軽さ、デザインの鮮度の良さ(回転率が良いから)がある。テナント料の高騰と人件費増、円安は、格安店にとっては逆風であろう。