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ジャパン・フード&リカー・アライアンス(株)【2538】の掲示板 2015/12/03〜2016/02/01

昨日公表された調査結果により、拡売費の過少見積もりの内容が明らかになった。
JFLAの社長以下が関与していたことから、ネガティブな評価になることは間違いない。(ただし、ある程度想定済みのことであったと思う。)
今後のJFLAの行く末であるが、いくつかの悲観的シナリオが考えられる。(もちろん、1月4日予定の決算公表により、悪材料出尽くしとしてプラス評価になる可能性もある。)
シナリオ① 倒産
四季報によれば、有利子負債が134億円となっている。JFLAの経営規模から見れば、明らかに過大であり、債権者が愛想を尽かせば倒産に至ってしまう。
しかしながら、倒産すれば貸倒れが確定するので、債権者にとってもマイナスとなる。(すでに貸倒引当をしているかもしれないが…。)したがって、JFLAに将来性があると判断すれば、債権者はもう少し我慢してくれることになり、倒産は免れる。
シナリオ② TOB、第三者割当増資
JFLAの株価が下がったところで、アスラポートダイニング(A社)などがTOBをしかけてくる(もしくは第三者割当増資を受け入れる)可能性がある。A社は以前の第三者割当増資により、JFLAの筆頭株主になっており(7%程度)、事業拡大を目論む中で、安くJFLAを手中に収めようとするかもしれない。(倒産に比べたら、他の株主にとっては有難いことである…。)
ただし、その場合にはA社が現金を調達する必要があるので、JFLAが倒産して債務がチャラになってから、欲しい事業だけを買い取る可能性もある。
シナリオ③ 株式交換
A社がJFLAの株式を買い増し、支配権を得た後に、特別決議によって他の株主のJFLA株をA社の株式に交換し、完全子会社にすること。
ただし、A社がそんな回りくどいことをするとはないだろう。(他の株主にとって不満はないが…。)

いろいろと書いたが、JFLAの株主である私としては、今回の一連の不祥事公表と、経営者の交代によって、JFLAが再生を果たし、引き続き上場企業として存続することを切に願っている。