投稿一覧に戻る (株)新日本科学【2395】の掲示板 2022/12/15〜2023/02/13 1002 消防たぬき 2023年2月13日 21:00 NHKのニュース番組では「養殖のカギを握る」として新日本科学がシラスウナギのエサを新規開発したことに触れていましたが、そこがシラスウナギの商業生産を低コストで実現させる上で重要なポイント。従来の水産試験場や大学研究室で少数のシラスウナギを育ていた研究は深海に棲む「アブラツノザメ」の卵をエサに使うのが主流でしたが、供給が不安定で価格が高いアブラツノザメの卵をエサに使うと、フリップに出た水産庁の資料にあるようなコスト高となってしまい、ウナギ完全養殖が困難と言われてきた大きな理由となっていました(しかもシラスウナギの口に入るように卵をすりつぶすとペースト状となって水槽に溜まり水質が悪化→シラスウナギの生存率に悪影響→1尾あたりコストさらに上昇)。 番組が「トップシークレット」と紹介した新機軸のシラスウナギのエサですが、新日本科学は「マイクロカプセル化された水産養殖用飼料」で特許を取っていることが知られており(特許第6703954号、2020年5月特許成立)、生分解性の微小なポリマー球にシラスウナギ好みの消化しやすい栄養成分を詰め込む(しかも有機成分をカプセルに封じ込めているので水質を悪化させない)この画期的な技術はその後も改良されて磨きがかかり、部外秘の要素が加わっているのであろうと想定します。 そう思う20 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
消防たぬき 2023年2月13日 21:00
NHKのニュース番組では「養殖のカギを握る」として新日本科学がシラスウナギのエサを新規開発したことに触れていましたが、そこがシラスウナギの商業生産を低コストで実現させる上で重要なポイント。従来の水産試験場や大学研究室で少数のシラスウナギを育ていた研究は深海に棲む「アブラツノザメ」の卵をエサに使うのが主流でしたが、供給が不安定で価格が高いアブラツノザメの卵をエサに使うと、フリップに出た水産庁の資料にあるようなコスト高となってしまい、ウナギ完全養殖が困難と言われてきた大きな理由となっていました(しかもシラスウナギの口に入るように卵をすりつぶすとペースト状となって水槽に溜まり水質が悪化→シラスウナギの生存率に悪影響→1尾あたりコストさらに上昇)。
番組が「トップシークレット」と紹介した新機軸のシラスウナギのエサですが、新日本科学は「マイクロカプセル化された水産養殖用飼料」で特許を取っていることが知られており(特許第6703954号、2020年5月特許成立)、生分解性の微小なポリマー球にシラスウナギ好みの消化しやすい栄養成分を詰め込む(しかも有機成分をカプセルに封じ込めているので水質を悪化させない)この画期的な技術はその後も改良されて磨きがかかり、部外秘の要素が加わっているのであろうと想定します。