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テラ(株)【2191】の掲示板 2020/09/30

 =再 掲=
メキシコでの「臨床試験」が正規の手順を踏んだ正式の「治験」でないことは、これまでテラ自身が開示した文書からも明らかである。したがってイダルゴ州での「薬事承認」も通常のそれではないと考えるべきだろう。タカ大丸は、この〝正規の手続きを踏んでいない〟という部分を捉えて、そうでないから「治験」も「薬事承認」も嘘であるとしている。言葉を厳密に解釈すれば、タカの言うことは正しいし、医療の分野で仕事をするテラや藤森が、通常とは異なることを承知の上で誇大な表現を用いてきたとすれば(それ以外は考えられないが)、株価つりあげの奸計として糾弾されなければならないだろう。

だが、その一方で、メキシコで何も行われていないのかといえば、どうもそうではないらしい。オマル・ファヤドのスピーチやテラがIRで出した文書、国際コロナ細胞治療研究会のサイト、また「rsk*****」氏をはじめとするこの板の方々の情報等を総合する限り、やはりメキシコでは何らかの臨床研究が行われており、それはどうやら「治療」の方に軸足を置いたものであるらしいことが推測される。

テラとセネジェニックス側は、これまで発表してきたこととの整合性が崩れることを恐れてか、株主と市場に対する説明責任を果たしていない。それが、とにかく結果を出せば問題ないだろうという尊大さから来るものなのか(その場合は結果を出すという努力がなされているという意味で株主は幾分かは安心できるのだが)、はたまた、それらしく外見を取り繕いながら法律的な責任をうまく回避して株価高騰の果実を得ようとしているだけなのか(テラという会社のこれまでの体質がこういう憶測につながっているわけだが)ーーー株主の間に疑心暗鬼を生む結果となっている。

株主は安心して取引に参加したいだけなのである。
どういう順序で物事が進み、現状がどうであり、この先どう進展するのか。これまでにやってきたことが、通常の臨床検査や治験や薬事承認とどう違っているのか。テラと藤森氏にはそれらを明らかにする責任がある。