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(NEXT FUNDS)インド株式指数上場投信【1678】の掲示板 2023/08/02〜2024/01/26

ブルームバーグ): ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストによると、インドの国政選挙が終われば4兆4000億ドル(約650兆円)規模の同国株式市場に外国から資金流入が加速する可能性がある。
アジア太平洋株式ストラテジストのスニル・コウル氏はシンガポールでのインタビューで、「選挙を控えてまだ二の足を踏んでいる投資家もいるが、選挙が終われば、多くの投資家が市場に参入するだろう」と予想。株価のバリュエーションが高いことも敬遠される理由の一つだが、利益が伸びればそれに対処できるはずだと付け加えた。
世界の投資家は2023年に実質ベースで210億ドル相当の株式を買い集めた。だが、モディ首相が3期目を勝ち取ると予想される4月から5月にかけての総選挙を前に、今月は株式購入ペースが鈍化。多くのファンドがインド株の保有を控えめにしたままだ。
コウル氏は「大きな世界の資金プールがアジアや新興国市場よりも大きいことを考えれば、インドは依然としてアンダーウエイトの状態にある」と指摘。合計で約2兆4000億ドルの資産を持つ世界の投資信託は、過去のポジションと比較して150ベーシスポイント近くインドをアンダーウエイトにしているとゴールドマンは分析している。
インド株の指標は過去最高値を更新し、8年連続の上昇を記録したばかり。インドの経済成長期待や、不振の中国市場に代わる市場としての受け止めが背景にある。
ゴールドマンは選挙後のインドについて「政策継続」が基本シナリオだとし、今年と来年の年15%程度の利益成長見通しに基づきインド市場の投資判断を「オーバーウェイト」としている。コウル氏はこうした利益成長でバリュエーションは抑制されると付け加えた。NSEニフティー50指数は、アジア太平洋の他の地域に対して約50%のプレミアムで取引されている。