日本海洋掘削(株)【1606】の掲示板 〜2015/04/28

茂木敏充経済産業相は１９日の閣議後会見で、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」の生産試験を１週間前倒しして打ち切ったことについて、「１週間で相当の成果が出たと思っている」と述べ、今後の技術開発に必要な技術データの収集ができたとの認識を示した。

　茂木経産相は、ガスの産出について「想定したよりも出ている」と指摘。今後は、今回の試験結果の検証を重ね、商業化に向けて産出技術の確立を進める方針を示した。

　生産試験は、愛知県沖の東部南海トラフ海域で今月１２日から実施。当初、約２週間かけて生産試験を行う予定だったが、水をくみ上げるポンプの不調や、ガス産出用井戸に砂が混入するトラブルに加え、現場海域の天候悪化が見込まれるため１８日に打ち切った。