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(株)コプロ・ホールディングス【7059】の掲示板 2023/06/17〜2024/05/15

本決算まで営業日で9日となりました、ここでファクトベースでコンディションと展望を考察してみたいと思います。

■10倍株(テンバガー)の条件
①過去4年間の売上成長率が20%以上➡達成
②上場から5年以内➡ほぼ達成
③オーナー企業又は社長(の資産管理会社)が筆頭株主である➡達成
④営業利益率が10%以上➡2023年度は投資フェーズにつき7%で未達
            (5年平均では10.32%/2024年回収フェーズに期待大)

■事業成長期待要因
①国策事業の深刻な人手不足➡この4月からの建設業界の残業規制で拍車
「ロケットスタート」3月末日から僅か1日で技術者+198人という脅威の伸び
「国土強靭化(2025年度を最終年予定とする5兆円の建設事業)
「万博」(2025年開幕予定だがスケジュール逼迫)
「リニア」(静岡県知事降板で着工開始の見込み/コプロは東海圏が膝元)
「円安」海外半導体企業等が国内に工場建設ラッシュ
    (建設の人手/IT人材の人手/プラント事業の人手不足に完全にヒット)
「財務状態」有利子負債「ゼロ」利益剰余金「64億円」とスーパーリッチ
「M&A」派遣業界は同業種買収で単純に企業規模が純増(そのための資金あり)

■その他期待要因
①累進配当政策➡2027年3月期まで減配せずを公約(本決算での連続増配期待)
②時価総額上値余地➡コプロ300億/上位2社の時価総額(1900億/3000億)
③取締役純減➡直近で1名が退任、純減につき営業利益向上に繋がる見込み

総じて、経済成長と比較して少子化国内での人手不足は国家レベルの課題である。
それに対応できるのはテクノロジーによる生産性向上か人的リソースの最適化
ということを考えても、両者領域に関わる人材育成と派遣を行うここは強い。

着実に伸びていって欲しいと思いつつ、やはり借金ゼロ、キャッシュ64億円
というこの規模ではスーパーリッチな状態なので、同業種のM&A加速化に期待したい。