ここから本文です
投稿一覧に戻る

Oniyome Stock Exchangeの掲示板

日刊工業新聞の記事で、北海道大学・名古屋大学・長崎大学の共同研究とのこと。

1970年代の地球は今よりもはるかに硫黄酸化物に覆われていた。
硫黄酸化物は大気中で雲を作る核になるものである。
1970年代には、人間活動由来の硫黄酸化物が歴史上、最大レベルで存在していた。
有害物質である人間活動由来の硫黄酸化物を減少させる環境規制により、1980年以降は大気中の硫黄酸化物の濃度が順調に減少。
これにつれて、大気中の雲の形成も減少。
結果、地球の温暖化が進行する原因の一つとなった。

だって。
なんだかねえw
あちらを立てれば、こちらが立たずというやつか。

意外なのは、1990年代から2010年代の中国由来の汚染物質はそこまでではなかったかもしれないこと。
硫黄酸化物については(おそらくは)中国に進出した先進国企業が脱硫装置を中国国内の工場にそれなりの量で設置したからだろうと推測するが、真偽のほどは定かではない。