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日本郵船(株)【9101】の掲示板 2024/01/06〜2024/01/17

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年1月9日10時に執筆

コロナが落ち着いたら海運株の高騰も落ち着くのでは…なんて言われていましたが、どうも海運株への物色は2024年も続いているようです。この勢いはどこまで続くのか、しっかりと注視して参ります。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

昨年12月に、ばら積み船の総合的な市況を表すバルチック海運指数が急上昇してきた事を受けて、海運株が改めて物色されました。海運大手を見てみますと、上昇トレンドで高値を更新しているにもかかわらず、低PER・PBRで高配当の銘柄もありますな。

イスラエルなど中東が戦争で荒れている事もあり、紅海で武装組織が商業船を襲撃する事件が報告されました。船への襲撃は許されない犯罪ですが、迂回ルートの選択を強いられた事で輸送コストが上昇する結果となりました。それによって投資家からの利益の上振れ期待が高まり、資金が集中しているようです。

代表的な海運株で売上国内首位の日本郵船<9101>は、年が明けて1月5日に高値を更新しました。商船三井<9104>も似たようなチャートを描いております。日立造船系の中型ばら積み船を手掛ける内海造船<7018>は小型株らしく足が軽いですな。外部環境に振り回された2023年でしたが、海運株は堅調なチャートを形成しております。

既に値上がりしている銘柄にエントリーするのは投資家としての勇気がいりますが、「まだ上値を目指せるはず」と予想するのもまた、投資家の醍醐味とも言えます。まして海運や造船に関連する銘柄は数多ありますので、出遅れ感から思惑買いを誘因する余地はまだ残っているようには思えますし、あたくし自身、目先の相場ではしばらく監視を強めていくつもりです。