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三菱重工業(株)【7011】の掲示板 2024/05/02〜2024/05/05

有人宇宙活動のノウハウを蓄積してきた日本は、アルテミス計画にも参加する。

月面に人類を送り、月での持続的な活動を目指すものだ。

日本は、月周回有人拠点「ゲートウェイ」の国際居住棟に設置する「環境制御・生命維持システム」などを提供する予定だ。

このシステムは、国際居住棟内の温度・湿度の調整、二酸化炭素除去などの機能を備え、宇宙での暮らしに欠かせないとても重要な設備だ。

また、ISS向けに開発している新型補給船「HTV-X」を活用したゲートウェイへの物資補給も検討している。

アルテミス計画では、日本人宇宙飛行士のゲートウェイ滞在や月面着陸も予定されており、日本の有人宇宙活動がさらに発展することだろう。

新型補。HTV-Xを活用したゲートウェイへの物資補給も検討している。

26年度には火星衛星探査計画(MMX)が予定されている。火星の衛星であるフォボスに探査機を着陸させ、岩石サンプルを地球に持ち帰るサンプル・リターン計画だ。

火星にはたくさんの探査機が着陸しているが、衛星であるフォボスに着陸し、サンプルを持ち帰るのは世界初の試みだ。

火星にはフォボスとダイモスの2つの衛星があるが、その起源はよくわかっていない。

MMXでフォボスのサンプルを持ち帰ることで、2つの火星衛星の起源だけでなく、初期の様子や太陽系の中での小天体の動きなどがわかるのではと期待されている。

今後の動向に注目していきたい。