投稿一覧に戻る
日本化薬(株)【4272】の掲示板 2016/06/11〜2020/09/02
-
>>218
いいんじゃないですか。まだ可能性はあるということですね。
簡単に言えば先のPⅢは毒性試験の一環でミセルの部分に有害性はなかったとポジに考えるわけで
もちろん効果があれば良かったのですが、もともと転移・再発乳癌を対象にすること自体
最初からハンディを負っているようなものでした。
戦略的には逆だったのではないでしょうか。
一番効果が出そうな癌に適用してまずはよい結果を出し、それから適用拡大を考えるべき
だったのではないでしょうか。ちょっと欲をかき過ぎたのでしょう。
リンカ 2016年11月11日 19:42
>>216
(以下は日経バイオテクオンライン記事)
日本化薬は2016年11月8日、2017年3月期第2四半期の決算説明会を開催。ナノキャリアから導入したNK105(パクリタキセル内包高分子ミセル)の乳癌を対象としたフェーズIIIで主要評価項目を達成できなかったことについて、追加の臨床試験を実施する方針を示した。
医薬事業では2016年7月、転移・再発乳癌を対象に実施していたフェーズIIIで、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)について、パクリタキセル群に対するNK105(パクリタキセル内包高分子ミセル)群の非劣性を証明できなかったと発表していた(関連記事)。
決算説明会では南部静洋取締役が、「フェーズIIIの結果、神経毒性や忍容性に問題がないことが確認できた。今後は、有用性が発揮できるところで臨床試験を検討している」とコメントし、追加で臨床試験を実施する方針を示した。ただし、有用性が発揮できる患者について詳細は明らかにせず、「患者背景や治療期間を含めて検討している」(南部取締役)と話すにとどまった。同フェーズIIIの結果は今後、いずれかの学会で報告する予定だという。