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清水建設(株)【1803】の掲示板 2022/08/21〜2023/08/15

清水の世界最大級SEP船は、1基12MWを超える大型風車の据え付けにも対応できるらしい。船のデザインもなかなかですね。

【記者座談会】世界最大級SEP船が始動  (2022年9月16日建設通信新聞配信記事より)

A 清水建設が約500億円を投入して建造を進めてきた世界最大級の自航式SEP船(自己昇降式作業台船)がいよいよ10月に完成するそうだね。
B 現在は兵庫県相生市にあるジャパンマリンユナイテッドの相生事業所で最終の建造工程となる艤装(ぎそう)作業を進めている。当初の予定どおりに10月に完成した後、広島県の江田島に場所を移して操船訓練を行う予定となっている。
C 9日に8メガワット(8000kW)の大型風車14基を整備する「石狩湾新港洋上風力発電事業」に洋上工事の施工者として参画することが発表されたね。
B 第1弾として2023年3月に、ウェンティ・ジャパンが富山県入善町沖で計画する3メガワット風車3基の基礎と風車の据え付けを手掛けた後、石狩湾に向かうようだ。石狩湾では、新たに建造されたこのSEP船を使って完成時点で国内最大となる8メガワットの大型風車の据付工事を担当する。
A 事業効率を高めるため、世界的には風車の大型化が顕著になっているね。
B 清水建設のSEP船は12メガワットを超える大型風車でも効率良く据え付けを進められる世界有数の作業性能を持つ。石狩湾でも高さ90mのタワーなどの巨大な部材を分割することなくフルサイズで一括搭載して施工海域まで運ぶ。タワーを分割して運ばなければならない他のSEP船が約4カ月を要するとされる工事を2カ月で施工できるそうだ。
C 風車の施工は採用するSEP船の性能に大きく左右されるという。発電事業者にとって工期や工事費が事業全体の採算性に直結することになるからだ。風車の大型化が進んでいることもあり、世界最大級の大型クレーンを搭載した清水建設のSEP船は国内外で活躍が期待できそうだね。