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投稿コメント一覧 (42コメント)

  • アニサキス、アレルギー警戒 生食で発症後、加工品も反応

    2024/06/01 日本経済新聞 朝刊 27ページ 1441文字
     
    サバやイカなどの魚介類に潜む寄生虫のアニサキスは、食中毒を起こすことで知られている。魚介類を食べた後に体調を崩す場合は「アニサキスアレルギー」も疑う必要がある。発症後は生魚だけでなく加工品でもアレルギー反応が起こり得るため、早めの検査・診断が大切だ。
     アニサキスは線虫の一種で、幼虫は長さ2~3センチメートル、幅は0.5~1ミリメートルくらいで、白色の少し太い糸のように見える。寄生された魚介類を生で食べると、生きたアニサキスが人の胃や腸の粘膜に入り込み、吐き気や腹痛などの食中毒(アニサキス症)を起こす。
     アニサキス症の発生件数は増加傾向にある。厚生労働省によると、2023年のアニサキスによる食中毒の発生事件数は432件で、過去10年間で約5倍になった。カンピロバクター、ノロウイルスなどを抑えて原因となる要因別の発生件数で最も多くなっている。
     アニサキス症が増加している背景には、運送技術の発達で様々な場所で生魚が食べられるようになったことなどが指摘されている。症状が広く知られて受診する人も増えている。国立感染症研究所の杉山広客員研究員は治療データからアニサキス症の患者は年間約2万人と推計する。
     アニサキスは人間の体内では長くても4~5日で死ぬが、胃にいる場合は内視鏡で除去すれば速やかに改善する。抗炎症薬で免疫反応を沈静化させ、症状を緩和する治療法もある。だがその後も警戒しなければならない。アニサキスで食中毒を起こすと、アニサキスの死骸や分泌物、卵といったたんぱく質成分で免疫が過剰に反応するアレルギー反応を引き起こすことがあるためだ。
     アレルギー反応は花粉の場合はくしゃみや鼻水だが、アニサキスの場合はじんましんやかゆみ、息苦しさなどの症状がでる。症状が重いと血圧低下や意識障害といった「アナフィラキシーショック」を引き起こす恐れがある。適切な処置が遅れると、命にかかわるリスクもある。
     一般社団法人アニサキスアレルギー協会代表理事の佐藤尚之さん(63)は6年前にアニサキスによるアナフィラキシーショックを起こした。食事に関する本を約10冊出すほどの美食家だったが「魚や魚介類のだ

    i以下字余り削除

  • 2024/05/31 日本経済新聞 夕刊 9ページ 874文字

    順天堂大学の南野徹教授らは30日、糖尿病向けの薬が体内の老化細胞を除去する作用があるとマウスを用いた実験で確認したと発表した。老化細胞を除去することで、加齢で心身が衰えるフレイルや認知症などを対象とした治療薬の開発につながる。2025年度にも臨床研究を始める。
     細胞はがん化を防ぐため、遺伝子が損傷したり、分裂を一定回数くり返したりすると分裂しなくなって、老化細胞となる。老化細胞は炎症を起こす物質を分泌し、通常は免疫細胞によって除去されるが、加齢や肥満などで免疫力が下がってくると蓄積してしまう。慢性的な炎症状態を起こし、動脈硬化や心不全といった病気の発症に関与する。
     研究チームは糖の摂取量を制限すると老化細胞が減少して動物の寿命が延びる現象に着目し、尿を通じた糖の排出を促す「SGLT2阻害薬」という糖尿病治療薬の効果を調べた。肥満の中年マウスに投与すると、投与しない場合に比べて老化細胞が半分程度に減少した。急速に老化する早老症マウスでは生存する期間が延長された。
     詳細に分析したところ、特定の老化細胞の表面には免疫細胞からの攻撃を回避する分子が存在していた。SGLT2阻害薬はこの分子を分解するたんぱく質の働きを高める作用があり、老化細胞が免疫細胞から攻撃を受けやすい状態になっていた。
     老化細胞を除去する薬は国内外で開発が進められているが、多くは抗がん剤で副作用の懸念がある。南野教授は「糖尿病治療で既に使われているSGLT2阻害薬は副作用が小さい」とし、ヒトの体内でも老化細胞を除去する効果があると見込む。
     海外の研究グループでは老化細胞の除去で認知症が改善したとする動物での研究成果もあり、南野教授らはSGLT2阻害薬で検証を進めている。開発する医薬品の対象となる病気は検討中で「治療手段が無い病気が最初の標的となる」(南野教授)としている。24年度内に臨床研究のための倫理審査を受け、25年度にも開始する。
     国立循環器病研究センターや新潟大学などとの共同研究で、成果をまとめた論文は英科学誌「ネイチャーエイジング」に掲載された。

  • >>No. 36

    0になっても -46円
    上に行ったら天井知らず
       こわ



    > ストップ安なら1回で16円
    >  ソレイジアを抜けるよ。

  • 余分なことは言わないが
      6月
    コラテジェン成功

  • 何れにしても、コラテジェンの認可(確定)で
    ストップ何連荘か

  • > 6月は薬価改定月で
    > 国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」(一般名:ベペルミノゲン ペルプラスミド)の薬価は、現在1回あたり60万360円で、この類の他薬薬価と比べれば非常に低く最低150万円位が妥当と思われる。
    --------------改定月→収載月 に訂正

    5月は薬価 収載月 に訂正して
    国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」(一般名:ベペルミノゲン ペルプラスミド)の薬価は、現在1回あたり60万360円で、この類の他薬薬価と比べれば非常に低く最低150万円位が妥当と思われる。

  • > 薬価改定は4月に終わりましたよ

    4月のどこに出てますか
    で、薬価いかほどになってますか
    是非!!

  • > 6月に仮免解除で本免取得
    > と
    > 同時に薬価の改定もあり
    > 150万円?も有りか

    6月は薬価改定月で
    国内初の遺伝子治療薬「コラテジェン」(一般名:ベペルミノゲン ペルプラスミド)の薬価は、現在1回あたり60万360円で、この類の他薬薬価と比べれば非常に低く最低150万円位が妥当と思われる。

  • 谷掘れワンワン

    谷深ければ
    山高し

  • ま、よく考えなさい
    としか言いようがない

  • > 条件解除本承認または仮免失効のどちらか

    まだ他に4つ目あるけど何だか考えてね

  • 今日の日経新聞朝刊
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    iPS医薬、初の承認申請 来月にも 阪大発新興、心臓病向け

    2024/05/25 日本経済新聞 朝刊 1ページ 738文字

    大阪大発スタートアップのクオリプスはiPS細胞(総合2面きょうのことば)から作成した心筋シートについて、早ければ6月にも厚生労働省に製造販売承認を申請する。心筋梗塞や狭心症などを治療する。iPS細胞由来の医薬品は世界で開発が進むが、承認申請は初めて。認められれば実用化で日本が先行することになる。
    クオリプスの心筋シートは心臓の筋肉がうまく働かなくなった「虚血性心疾患」の患者に使う。最高技術責任者(CTO)でもある大阪大学の澤芳樹特任教授が長年研究を進めていた。iPS細胞は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)から提供を受ける。
    大学病院を中心とした医師主導の臨床試験(治験)で患者8人にiPS細胞由来の心筋シートを移植した。結果はいずれも良好で、心臓機能が大幅に改善した事例も報告されている。
    虚血性心疾患は悪化すると、心臓移植や補助人工心臓の処置しかない。心筋シートは、移植手術より患者の負担が軽く、手術時間も短くてすむ。
    政府は14年に再生医療の普及を目的に、「条件及び期限付き承認制度」を設けている。治験参加者の数が少なくても、有効性が推定されれば、早期に承認を受けられる。
    クオリプスはこの制度を活用する考えだ。条件付き承認は「仮承認」の位置づけだが、承認されれば健康保険が適用される見通しだ。クオリプスの草薙尊之社長は「25年の仮承認取得を目標としている」と話す。
    iPS細胞を活用した医薬品は国内外で研究開発が進められている。海外では米フェイト・セラピューティクスが、がんや免疫疾患向けに、豪サイナータ・セラピューティクスは移植時の拒絶反応を防ぐ治療薬で治験を行っている。国内でも住友ファーマなどがパーキンソン病や網膜疾患の治療について実用化を目指している。

  • iPS細胞の医薬品、初の承認申請へ 阪大発新興が6月にも

    2024/05/24 19:13 日経速報ニュース

    大阪大発スタートアップのクオリプスはiPS細胞から作成した心筋シートについて、早ければ6月にも厚生労働省に製造販売承認を申請する。心筋梗塞や狭心症などを治療する。iPS細胞由来の医薬品は世界で開発が進むが、承認申請は初めて。認められれば実用化で日本が先行することになる。
    クオリプスの心筋シートは心筋梗塞や狭心症などで心臓の筋肉がうまく働かなくなった「虚血性心疾患」の患者の治療に使う。最高技術責任者(CTO)でもある大阪大学の澤芳樹特任教授が40年近く研究を進めていた。iPS細胞は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)から提供を受ける。
     大学病院を中心とした医師主導の臨床試験(治験)で患者8人にiPS細胞由来の心筋シートを移植した。結果はいずれも良好で、心臓機能が大幅に改善した事例も報告されている。
    虚血性心疾患は悪化すると、心臓移植や補助人工心臓の処置しかない。心筋シートは内視鏡を使って傷んだ心臓の上にはりつけるだけのため、移植手術より患者の負担が軽く、手術時間も短くてすむ。
     日本の死因の第2位は心疾患で、そのうち3割が虚血性心疾患とされる。日本の患者数は2020年時点で約72万人とされ、世界の疾病負担研究(GBD)によると世界には2億4000万人以上の患者がいると推定されている。
    政府は2014年に再生医療の普及を目的に、治験の一部を省略して早期の実用化ができる「条件及び期限付き承認制度」を設けている。治験参加者の数が少なくても、有効性が推定されれば、早期に承認を受けられる。
     クオリプスはこの制度を活用する考えだ。条件付き承認は「仮承認」の位置づけだが、承認されれば健康保険が適用される見通しだ。クオリプスの草薙尊之社長は「25年の仮承認取得を目標としている」と話す。
     iPS細胞を活用した医薬品は国内外で研究開発が進められている。海外では米フェイト・セラピューティクスが、がんや免疫疾患向けに、豪サイナータ・セラピューティクスは移植時の拒絶反応を防ぐ治療薬で治験を進めている。国内でも住友ファーマなどがパーキンソン病や網

    以下字余りで削除

  • ゾキンヴィでこの大騒ぎ

    コラテジェン承認と薬価改定で
    さー、どうなる アンジェス!!!

  • AMX0035は、フェニル酪酸ナトリウムとタウルウルソジオールの経口の配合剤で、神経細胞死を引き起こす原因を解明するために開発され、この治療薬は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を含む神経変性疾患の治療に有望。

  • 今日の日経新聞
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    創薬の国際競争力向上、政府が戦略 外資やVC投資呼ぶ
    2024/05/23 日本経済新聞 朝刊 4ページ

    政府は22日、首相官邸で創薬力向上に関する構想会議(座長・村井英樹官房副長官)を開き、創薬の分野での国際競争力の強化へ戦略をまとめた。村井氏は外資系の製薬企業やベンチャーキャピタル(VC)の投資を呼び込むため官民協議会を設置すると表明した。8月にも準備会合を開く。
     中間とりまとめとして国内の創薬エコシステム形成に向け(1)最新の医薬品の迅速な提供(2)研究強化や人材誘致(3)投資環境の整備――の目標を掲げた。村井氏は「日本が世界トップレベルの創薬の地を確立することをめざす」と強調した。
     日本はかつて世界有数の創薬国だったが、海外企業との研究開発資金の差や厳しい薬事規制などで競争力が低下したとの指摘がある。戦略は海外の新薬が日本で使えない「ドラッグロス」や国内承認が遅れる「ドラッグラグ」の解消もめざす。

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