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NY為替見通し=ドル円、5月ADP全米雇用報告と米ISM非製造業指数に要注目か

 本日のNY為替市場のドル円は、米国での白人警官による黒人暴行死への抗議デモの動向を注視しながら、5月ADP全米雇用報告と5月米ISM非製造業指数を見極める展開となる。
 5日に発表される米5月の雇用統計に向けて、ADP全米雇用報告やISM非製造業「雇用」指数に要注目となる。5月ADP全米雇用報告は、▲900万人と予想されており、4月の▲2023.6万人からの改善が見込まれている。5月米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業指数の予想は44.0で、4月の41.8からの改善が見込まれている。中国、欧州、米国などの5月の景況感指数は、4月の最悪期から改善傾向にあり、経済活動再開を裏付けている。しかし、米国に関しては、人種差別への抗議デモが激化しつつあることで、今後の展開次第では、予断を許さない状況となる。
 また、第2次米中貿易戦争の可能性が高まりつつあることで、毎年4月に米財務省が発表している為替報告書では、中国を再度、為替操作国と認定する可能性に要警戒となる。
 カナダ銀行(BOC)は、政策金利を0.25%で据え置くと予想されているが、マイナス金利への言及に要注目となる。
 ポロズBOC総裁は、「マイナス金利政策は利用可能な手段の1つではあるが、金融システムに対しマイナスの影響が及ぶ恐れがあるため、措置として適していない」と否定的だが、マックレム次期カナダ銀行(BOC)総裁は、「マイナス金利は手段のひとつ」と肯定的な見解を述べている。
 ドル円の注文状況は、上値には、108.90円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買い、109.00円にもドル売りオーダーが控えている。下値には、107.80円-108.10円にドル買いオーダーが控えている。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、4月6日の高値の109.38円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、一目均衡表・雲の上限の108.12円。

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