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”除菌特需”の小林製薬がザラバで再び上場来高値更新! 日経平均株価は3日続伸

写真:LIMO [リーモ] 写真:LIMO [リーモ]

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅3日続伸、一時マイナス圏に沈むなど荒い値動き
2020年4月7日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

 ・日経平均株価 18,950円(+373円、+2.0%) 大幅3日続伸
 ・TOPIX 1,403.2(+26.9、+2.0%) 大幅続伸
 ・東証マザーズ株価指数 636.5(+21.8、+3.6%) 大幅続伸
東証1部上場銘柄の概況

 ・値上がり銘柄数:1,877、値下がり銘柄数:255、変わらず:36
 ・値上がり業種数:33、値下がり業種数:0
 ・年初来高値更新銘柄数:15、年初来安値更新銘柄数:1
東証1部の出来高は17億351万株、売買代金は2兆8,231億円(概算)となり、いずれも前日より小幅増加となりました。

前日に続き、日本政府による緊急事態宣言の施行に関心が集まり、懸念材料の1つが払拭されることを好感したリスクオンモードが高まりました。しかし、模様眺めに徹する投資家も多く、売買代金は3兆円に届かずに引けています。

そのような中、日経平均株価は荒い値動きとなりました。

米国株式相場の急反発を受け、寄り付き直後に一時+586円高まで急伸しましたが(ザラバで19,000円台回復)、徐々に上げ幅を縮小する展開となりました。

そして、後場の序盤には一時▲23円安のマイナス圏へ沈む場面も見られましたが、大引けに掛けて再び急伸して終わっています。

結局、大幅上昇の3日続伸となったものの、日中の値幅(高値と安値の差)は約610円という荒い値動きになりました。2週間前のような急落相場ではなくなりましたが、ボラティリティの高い相場であることに変わりはないようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続伸となり、終値で5日ぶりに1,400ポイントを回復しています。

東証マザーズ株価指数は大幅続伸、売買代金は14日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,319万株、売買代金729億円となり、いずれも前日より増加しました。ただ、増加はしたものの、個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は14日連続で1,000億円を下回っています。

ただ、株価指数は連日の大幅上昇で続伸となりました。前日から終値で600ポイントを回復していますが、今後は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

アドバンテストとルネサスエレが爆騰、富士フイルムHDは利益確定売りで急落
個別銘柄では、ハイテク株が買い戻される中で半導体関連株が急伸しました。

終値ベースでアドバンテスト <6857> が+13%弱高、ルネサスエレクトロニクス <6723> が+11%超高と揃って爆騰となり、東京エレクトロン <8035> も+6%高に迫る急騰、信越化学工業 <4063> も+5%高に迫る大幅高となりました。

また、機械株ではディスコ <6586> が+10%高に迫る爆騰、自動車株ではスズキ <7269> が+7%高に迫る急騰となっています。

その他では、小売り株の一角にも見直し買いが入り、前日に決算を発表したニトリホールディングス <9843> が急反発し、ツルハホールディングス <3391> は年初来高値を更新しました(注:ツルハHDの終値は下落)。

さらに、医薬品株では中外製薬 <4519> と除菌関連製品の売上増加が続く小林製薬 <4967> が取引時間中に年初来高値更新となり(小林製薬は上場来高値更新)、トイレタリー株ではユニ・チャーム <8113> が同じく高値更新となっています。

一方、株価上昇が続いた抗インフルエンザ薬「アビガン」関連銘柄が利益確定売りに押され、富士フイルムホールディングス <4901> が一時▲7%超安の急落となり、連日でストップ高だったデンカ <4061> は一時▲11%超安の暴落となりました。

また、小売り株ではファミリーマート <8028> などコンビニ株が冴えない値動きとなり、三越伊勢丹ホールディングス <3099> など百貨店株も軒並み大幅安となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ <4565> 、サンバイオ <4592> 、アンジェス <4563> など医療バイオ関連株が大幅高となりました。また、農業総合研究所 <3541> が連日でストップ高となり、ポート <7047> と識学 <7049> もストップ高のまま引けています。

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