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ドル円109円台など円売り優勢、感染拡大ペース鈍化で株高=ロンドン為替概況

ドル円109円台など円売り優勢、感染拡大ペース鈍化で株高=ロンドン為替概況

 7日のロンドン市場は、円売りが優勢。週末の米NY州での感染死亡者数の増加ペースが鈍ったことが、市場の期待感を広げた。アジア時間の株高に続いて、ロンドン市場でも米株先物や欧州株が大幅高になっている。欧州でもスペインの感染者数の増加ペースが4日連続で鈍化している。また、ジョンソン英首相が入院との報道が懸念材料となったが、英住宅相によると、首相は検査入院で、健康状態は良い、職務に近々復帰するだろう、と述べてポンド買いを誘っていた。ユーロは序盤に買われたあとは、売りにやや押されている。ポンドドルが1.22台前半から1.23台へと上昇し、高止まりする一方で、ユーロドルは1.08台前半で上昇したあとは、一時1.07台後半へと押し戻される振幅相場になっている。円相場は株高を受けて軟調。ドル円は109円台乗せ、ユーロ円は一時118円台乗せ、ポンド円は134円台乗せ、豪ドル円は66円台乗せなど大台替わりの動きとなっている。

 ドル円は109円台前半での取引。新型コロナウイルスの感染拡大が米国や欧州で鈍化する兆候がみられていることが、株高の動きにつながっている。これを受けて、ドル円は109円台乗せから一時109.38レベルまで高値を伸ばした。その後は買い一服となっているが、109円台は維持している。安倍首相が、あすにも緊急事態宣言を発出すると明言し、市場の不透明感がやや払しょくされた面もあったようだ。

 ユーロドルは1.08近辺での取引。序盤に1.0846レベルまで買われたあとは1.0783レベルまで下落と上下動。足元では1.08近辺で神経質に推移している。ユーロ円は株高を受けて117円台後半から118円台に乗せた。高値を118.31レベルに更新している。ただ、その後は上値が重くなり、117.80近辺へと押し戻されている。東京市場よりは円安水準を維持している。スペインでの新型ウイルス感染者数増加が4日連続で鈍化した。欧州株は大幅高となっており、感染の収束の兆候として好感されている。

 ポンドドルは1.23近辺での取引。1.22台半ばから急伸して、一時1.2321レベルまで買われた。ポンド円も133円台前半から134.50近辺までの大幅上昇となった。ジョンソン英首相が新型コロナウイルスで入院との報道が懸念材料となっていたが、ロンドン朝方にジェンリック英住宅・地域社会・自治相が、首相は検査入院で、健康状態は良い、すぐに執務に戻ることできると期待、などと述べたことがポンド買いを誘っていた。対ユーロでもポンドは買われており、ユーロポンドは0.88台半ばから0.87台後半へと下落した。 

MINKABU PRESS 松木秀明

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