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〔米株式〕NYダウ、ナスダックとも反落(21日午前)

 【ニューヨーク時事】連休明け21日午前のニューヨーク株式相場は、中国で多発する新型肺炎の世界的な拡大への懸念が重しとなり、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前週末終値比40.25ドル安の2万9307.85ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は13.24ポイント安の9375.70。
 中国湖北省武漢市などで相次いで感染者が確認されている新型コロナウイルスによる肺炎の患者数は300人を超え、「ヒトからヒトへの感染」が確認された。大勢の人が移動する24日からの春節(旧正月)連休中に感染が拡大するとの懸念が台頭。投資家のリスク回避姿勢が強まる中、旅行関連株をはじめ幅広い銘柄に売りが出ている。
 ただ、ダウ、ナスダックともに下げ渋る動きも見られる。トランプ米大統領は21日、スイスでの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説したが、目新しい内容はなかった。またこの日は、米経済指標の発表などの新規の手掛かり材料に乏しかった。
 個別銘柄では、ユナイテッド航空が2.8%安、アメリカン航空グループが2.2%安、デルタ航空が1.6%安など航空大手は総じて下落。半面、インテルは2.0%高。ハリバートンは1.7%高。ハリバートンの2019年10~12月期の純損益は赤字となったが、調整後1株当たり利益、売上高とも市場予想を上回ったことが好感されている。(了)

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