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日米で待機資金の増加加速、米MMF残高は金融危機時ピーク視野

提供:モーニングスター社 提供:モーニングスター社

 米国籍MMF(マネー・マーケット・ファンド)の純資金流入額が19年に5475億ドル(約60兆円)と、リーマン・ショックがあった08年以来の高水準となった。19年に米国籍投信(ETF含む)の純資金流入額は4143億ドルと高水準の資金が流入したものの、MMFはそれを大きく上回っている。
 

 MMFはコマーシャルペーパーや短期国債、譲渡性預金など、流動性が高く、価格変動リスクが低い資産で運用する商品で、満期までの期間が短い点が特徴となる。純資産残高も拡大基調を続けており、19年末時点で3.6兆ドルと、金融危機時の09年1月に付けたピークの3.8兆ドルを視野に入れている。MMFは、株式や投信への投資に備えた待機資金と見ることもでき、株高が進む中で投資家が様子見姿勢を強めているとも言える。
 

 なお、日本でも投信協会のデータによると、同じく待機資金として位置付けられるMRF(マネー・リザーブ・ファンド)が19年に1兆7149億円の流入超と、13年以来の高水準を記録しており、日米で待機資金の増加が加速している。
 

 

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